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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科31巻6号

1977年06月発行

雑誌目次

指標

臨床遺伝学と遺伝相談

著者: 大倉興司

ページ範囲:P.473 - P.481

 産婦人科の臨床において,人類遺伝学あるいは臨床遺伝学の立場から考える問題はいろいろある。これは三つに大別することができよう。その第1は,婦人科として対象となる女性そのもの,すなわち個体の遺伝的背景に基づく問題,あるいは不妊,流産などを含め,一応婦人科というカテゴリーの中での疾患そのものである。第2は産科としての問題で,母体の遺伝子型と胎児の遺伝子型の関係において生ずる問題と,新生児にみられる遺伝性疾患,染色体異常などに関する問題である。これらについては成書にも書かれ,また新しい研究がぞくぞくと発表されているし,ここで詳述することは不可能である。
 ここでは,第3の問題として考えなければならない家族計画としての遺伝相談を主に解説したい。そして,これまでの医学で考えてくることのなかった新しい倫理的,道徳的,社会的な諸問題と考え合わせつつ,遺伝学の臨床における応用の側面を明らかにする。

トピックス

両側卵巣摘除婦人に心筋梗塞は必ずしも多くない

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.481 - P.481

 従来より50歳以下で冠動脈硬化による心筋梗塞をきたすのは女性に比して男性が多く,また,女性でも若いうちに卵巣を摘除された婦人での心筋梗塞をみる頻度が高いとされていた。そのために去勢した婦人では老化を防いだり,心筋梗塞を予防するために結合型エストロゲンを長期間投与することが広く行なわれてきた。このように成熟した婦人では冠循環障害による心疾患になりにくいことより,卵巣から分泌される性ホルモンがなんらかの型で心筋梗塞を起こさないような働きをしていると考えられてきている。
 しかし,Ritterbrandら1),Man—chesterら2)はこの点を詳細に検討するために,若いうちに両側卵巣摘除のみをうけたものなど多数例を調査し,女性ホルモンの冠動脈硬化による心筋梗塞の予防作用に疑問を報告している。また,Winkelsteinら3)は更年期の時期に心筋梗塞になる者がとくに多くなることはないと,従来の考えに否定的なデーターを報告している。この点につき最近Blancら4)は1971年5月より1974年10月までの期間に,心筋梗塞をきたして入院した男223人,女146例について調査した。とくに女子146例中42例はデーターが不完全のために除外し,104例を分析した。年齢は21〜59歳まであり,平均47.2±6.04(S.D)であった。

満40歳以上の高年妊婦に関する分娩統計

著者: 田部井徹

ページ範囲:P.544 - P.544

 婦人の妊娠率は,30歳を過ぎると年齢の増加とともに低下する。たとえ妊娠したとしても各種の疾患が合併しやすく軟産道の伸展性が不良となり,分娩が次第に困難となる。さらに,母体の年齢とともに未熟児・先天異常児の発生率は高くなり,児の周産期死亡率も上昇する。とくに,40歳以上の高年妊婦では初産経産を問わず流産率が高く,胞状奇胎などの異常妊娠を起こしやすいとされている。母体の年齢と種々の先天異常児発生頻度との相関についての報告もみられ1),たとえば40歳以上の妊婦にダウン症候群および先天性心疾患の発生率が有意に高いことはよく知られている2)
 わが国の学会では,30歳以上の初産婦をとくに高年初産婦と定義し,その頻度はおよそ2〜4%であるという。一方,アメリカでは35歳以上の初産婦のことと定義している。確かに高年の妊婦では妊娠の頻度は年齢とともに低下するが,高年婦人は何らかの方法で避妊をしたり,たとえ妊娠したとしても家庭の事情や身体的な条件のために妊娠初期に人工中絶を行なってしまうこともしばしばである。高年妊婦の分娩頻度は,個人の生活条件,社会的環境,風俗,人種などの影響を強くうける。従って広範囲な統計資料の収集はなかなか困難であり現在まであまり行なわれていない。

疾患の病態と治療 転移

転移の成立機転

著者: 岸野泰雄

ページ範囲:P.483 - P.488

 転移は原発巣からの腫瘍細胞の浸潤にはじまり,体腔とか管腔内を移動して原発巣から離れた部位で2次的に増殖性腫瘍を形成するという,各過程の連続として考えられねばならない。図1に示すように各過程とも程度の差こそあれ,腫瘍と宿主との相関関係が重要で,これらの関係がよく理解されれば転移という最悪の敵を予防または抑制することも不可能ではないだろう。

転移の診断—転移性肺腫瘍のX線診断から

著者: 河野通雄 ,   松本寿之介 ,   木村修治

ページ範囲:P.489 - P.497

 悪性腫瘍の肺転移は多彩なX線像を呈し,原発臓器または組織型別による肺転移像の特徴所見を断定することはきわめて困難である。しかし原発臓器別に肺転移像を分類しようとする試みは続けられており,今日まで数多くの報告がある1〜6)
 転移性肺腫瘍のX線像は悪性腫瘍細胞が腫瘤としてみとめられる結節影をとる場合と,血管,気管支周囲,小葉隔壁,臓側胸膜などのリンパ管の中に浸潤した,いわゆる癌性リンパ管症7)を示す線状影や不整な索状影を呈する場合とに分けられている。結節影と一言にいっても,粟粒大より手拳大以上のものまで,また数も単発性より無数にみられるものまでさまざまである。腫瘤影の境界,辺縁に関しては膨張性の増大傾向を示す境界鮮明で,辺縁整またはnotch signを示すものと,浸潤性の進展様式を示す境界不鮮明で,spiculationを示すものとがある。

婦人科腫瘍の転移成立の共通性と特殊性

著者: 西谷巌 ,   椎名美博

ページ範囲:P.499 - P.504

 癌の予後は浸潤の程度と転移の有無によって著しく左右されることはいうまでもない。このうち転移とくに遠隔転移を認める場合は,癌の局所療法ともいえる外科療法や放射線療法のもはや適応ではなく,さりとて完治を期待できる制癌剤もわれわれの手中にない現在,予後はまったく悲観的となる。
 そこで,転移の正確な診断,検査をいかに行なうかは極めて重要なことであるが,最近の腫瘍病理学,免疫学の進歩によって,転移成立の機構を解明することはもとより,転移をいかに抑制するかというアプローチも数多く試みられている。癌転移の概念は,古く1865年,Thiersch1)によってリンパ節内に上皮性腫瘍細胞を認めたことに始まり,癌細胞が脈管を経て他部へ移送されることから,いわゆる"Cellular transport concept"として確立された。Racanierは,さらに癌細胞が静脈壁から浸潤する血行性転移を明らかとし,初めて"Metastasis"という用語を用いた。

婦人科癌転移症例の治療方針

著者: 笠松達弘 ,   園田隆彦

ページ範囲:P.505 - P.509

 婦人科の悪性腫瘍患者に転移巣があった場合,その治療方針を決めるには,いくつかの条件にかなり左右されると考えられる。

転移性脳腫瘍

著者: 小林達也 ,   景山直樹

ページ範囲:P.511 - P.516

 悪性腫瘍の脳転移は,従来ほとんど絶望視されてきた。しかし近年,平均寿命が延び,癌年齢人口が増加したこと,発見率が大となったことなどもあって,その頻度が増加し,全頭蓋内腫瘍の10〜15%を占めるようになった14,16,17)
 また原発巣は,種々の療法により,良好な治療成績が得られても,いったん脳転移を招くとその症状は激しく,早期に生命を脅かすため,何らかの対策が望まれるところである。

絨腫転移の病態と対策—とくに肺・肝転移合併例について

著者: 相馬広明 ,   吉田啓治 ,   指田達郎 ,   高山雅臣 ,   赤坂恒雄 ,   又吉国雄 ,   所和夫 ,   新井克己 ,   向田利一 ,   菊地威史 ,   菊池献 ,   中村秋彦 ,   多田正毅 ,   伊藤博之

ページ範囲:P.517 - P.523

 婦人科領域の悪性腫瘍のうちで最も遠隔臓器へ血行性転移をきたしやすいのは,肉腫を除いては絨毛上皮腫(絨腫)が圧倒的に多い。そのうち絨腫肺転移は,私どもの絨腫剖検例のうちでも96%と高率を占めており,肝転移は23.5%の頻度である。しかし肝転移例では,他臓器たとえば肺,脳,腎,脾,腸管などに転移が生じている場合が全例であり,肝転移のみを有する場合は極めて少ないといえる(表1)。
 絨腫肺転移については肺のみに限局する場合が多く,すでにたびたび報告されているように,肺が転移腫瘍細胞の単なる濾過器だけでなく,遊走転移細胞に対する第一の関門となっていると考えてもよい。すなわち肺を越えての他重要臓器への転移巣の拡大は予後を不良とする。しかも現段階では肺転移は悪性度を判定する指標ではあるが,その発見は胸部X線撮影によって可能であり,またその治療も化学療法や肺転移巣切除という手術療法の併用によって,かなりの効果をあげうるようになってきた。肺転移の臨床については拙論文(産と婦39(9);1112,1972,産婦治療31(4);345,1976)を参照されたいが,しかし一方,肺を越えての脳,肝,腎などに及ぶ転移巣に対しては,肺転移巣に対するほどの治療効果がみられない。最近のCTスキャンニングなどの応用も,脳転移診断の可能性を示唆するが,肝転移診断は容易でない。

骨・泌尿器・消化器系臓器転移の対策

著者: 三浦徹

ページ範囲:P.525 - P.531

 悪性腫瘍において遠隔臓器に転移が生じた場合,これら転移巣は血行あるいはリンパ行性転移の結果であり,このことはすでに多数の癌細胞が全身に散布されていることを示すものである。したがって転移巣に対する根治的な対策はこの意味においても化学療法が合理的であり,この点に関しては「転移症例の治療指針」の項で十分述べられていよう。しかし現存する化学療法剤はすべての細胞にcytotoxicあるいはcytostaticに作用するわけで,効果と副作用が表裏一体の関係にあり,より積極的な化学療法を施行するにも限界がある。だから実際には,副作用とのかねあいのもとに投与量や投与間隔を工夫する根気強い化学療法を行なわなければならず,したがって効果がみとめられるにはおのずと相当な時間を要する。しかるにこの間にも病状は進行し,患者はこれらに起因する激しい苦痛になやまされる。また転移部位によっては患者の状態は急変し,転移巣に対する根本的な対策を施行するまもなく,致命的な結果を招くこともあり,ここに転移巣に対する治療の問題点がある。すなわち転移症例に対する効果的な方策は,現時点においては転移巣を有する患者の得がたい予後を苦痛なくすごさせるとともに,転移によって生ずる致命的な病態に対して適切な処置をほどこすことであり,これらの対策が十分なされてこそ,はじめて,より根気強い化学療法の遂行が可能となり,ひいては延命効果が得られるものと考えられる。

臨床メモ

妊娠中のX線診断

著者: 竹内久彌

ページ範囲:P.497 - P.497

 妊婦に対するX線診断は,とくに妊娠初期において胎児被曝の危険性から,できる限り差し控えるのが現在の常識といえる。しかし,妊娠したことを知らずにX線診断を受ける例を皆無にすることは恐らく不可能であり,その妊娠をどのように取り扱うかは産科医の立場からも頭の痛い問題である。
 これに関する比較的明快な見解が今回アメリカ放射線学会(ACR)から出されたのでその内容を紹介してみたい(JAMA 236,2269,1976)。

連載 リプロダクション講座・18

胎児の内分泌(2)—成長とホルモン

著者: 坂元正一 ,   木川源則 ,   水野正彦 ,   水口弘司 ,   佐藤和雄 ,   神保利春 ,   桑原慶紀 ,   森宏之 ,   中井利昭

ページ範囲:P.533 - P.536

胎児の成長とホルモン
1.成長ホルモンGrewth Hormone
 経胎盤的に母体からの移行はないとされているgrowth hormoneの臍帯血中の濃度は母体血より著しく高く1),しかも臍帯動脈血の値は臍帯静脈血の値よりもさらに高い2)ことが近年になってみいだされ,胎児下垂体はきわめて積極的にGHを分泌していると考えられるようになった。
 Matsuzaki3,4)によると,下垂体GHは胎齢7週より測定可能で,8週には5.8mμg,5カ月では4,000mμgに達し,血中濃度も16週では120mμg/mlというし,Kaplan5)も妊娠10週頃の胎児血中GH濃度は成人のacromegaly患者のそれに匹敵するといっている。

研究へのいざない・3

小動物の体液(血液・尿など)採取法

著者: 五十嵐正雄 ,   長谷川喜久

ページ範囲:P.537 - P.540

 動物実験では血液や尿を採取して,その中のホルモンや活性物質を定量する実験が少なくない。ところが初めて実験する人にとって,麻酔はどうしたらよいかとか,どの静脈からとったらよいかなど,細かい点がわからず,参考書を読んでも実際に実験を始めるとうまく行かないことが多い。百聞は一見にしかずで,実際に指導者がお手本を示してくれれば何でもないことが,指導者なしで始めての実験を試みる初心者にとっては大変な苦労の連続である。
 このような無駄な苦労を少しでも軽減して,初心者でもできるような採血法とか採尿法を解説したいと思う。ただし私ども自身経験のないことについては,文献から引用したことを始めにおことわりしておく。

原著

小児期から思春期にかけてのpositive feedback機構

著者: 石丸忠之 ,   今村定臣 ,   今道節夫 ,   三浦清巒 ,   山辺徹 ,   三浦佳由子

ページ範囲:P.541 - P.544

 小児期から思春期にかけての下垂体機能の発達については,これまで多数の報告がみられる1〜5)。しかしながら,estrogenを介する下垂体のgonadotropin放出機構についての報告はきわめて少ない6〜8)
 今回私どもは健康女児と重度精薄女児(重薄児と略)にestrogenを投与し,estrogenのLH放出機構(positive feedback機構)について若干の検討を加えてみたので報告する。

コンピュータによる児体重の推定

著者: 箕浦茂樹 ,   原量宏 ,   坂元正一 ,   久保武士

ページ範囲:P.545 - P.552

 妊娠中に胎児の成熟度を判定することは,とくに大学病院のような合併症のある妊婦を多く扱う施設では,日常臨床においてしばしば直面する重要な問題である。胎児成熟度の判定法としては,従来より行なわれていたX線による胎児の化骨中心の出現時期を基準にする1)もののほか,最近は羊水分析で得られるorange stained cell数2),creatinine量3),lecithin量およびlecithin/sphingo—myelin ratio4)などより判定する方法も確立されつつあるが,児成熟の端的な指標が児体重であることは論をまたない。
 一方,分娩という面から考えれば,児体重を推定することは分娩の三要素の一つである通過物としての胎児の大きさを知ることになり,分娩の難易度を知るための一つの資料になる。

症例

腟癌を疑わしめた腟子宮内膜症

著者: 石黒隆雄 ,   尾崎進 ,   広橋武 ,   土田勲

ページ範囲:P.555 - P.557

 腟に発生した子宮内膜症の報告は,極めて少ない。これは組織学的検索の不徹底や肉眼的診断の不慣れさなどから見のがされている症例があるものとも考えられるが,著者らの経験からしても腟への発生そのものが少ないことによるものと思われる。今回われわれは腟癌を疑わせた腟子宮内膜症の1例を経験したので報告する。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

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今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

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