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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科31巻6号

1977年06月発行

文献概要

疾患の病態と治療 転移

転移の成立機転

著者: 岸野泰雄1

所属機関: 1徳島大学医学部栄養学科

ページ範囲:P.483 - P.488

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 転移は原発巣からの腫瘍細胞の浸潤にはじまり,体腔とか管腔内を移動して原発巣から離れた部位で2次的に増殖性腫瘍を形成するという,各過程の連続として考えられねばならない。図1に示すように各過程とも程度の差こそあれ,腫瘍と宿主との相関関係が重要で,これらの関係がよく理解されれば転移という最悪の敵を予防または抑制することも不可能ではないだろう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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