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文献概要
疾患の病態と治療 転移
転移性脳腫瘍
著者: 小林達也1 景山直樹1
所属機関: 1名古屋大学医学部脳神経外科学教室
ページ範囲:P.511 - P.516
文献購入ページに移動 悪性腫瘍の脳転移は,従来ほとんど絶望視されてきた。しかし近年,平均寿命が延び,癌年齢人口が増加したこと,発見率が大となったことなどもあって,その頻度が増加し,全頭蓋内腫瘍の10〜15%を占めるようになった14,16,17)。
また原発巣は,種々の療法により,良好な治療成績が得られても,いったん脳転移を招くとその症状は激しく,早期に生命を脅かすため,何らかの対策が望まれるところである。
また原発巣は,種々の療法により,良好な治療成績が得られても,いったん脳転移を招くとその症状は激しく,早期に生命を脅かすため,何らかの対策が望まれるところである。
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