icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科31巻6号

1977年06月発行

文献概要

研究へのいざない・3

小動物の体液(血液・尿など)採取法

著者: 五十嵐正雄1 長谷川喜久1

所属機関: 1群馬大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.537 - P.540

文献購入ページに移動
 動物実験では血液や尿を採取して,その中のホルモンや活性物質を定量する実験が少なくない。ところが初めて実験する人にとって,麻酔はどうしたらよいかとか,どの静脈からとったらよいかなど,細かい点がわからず,参考書を読んでも実際に実験を始めるとうまく行かないことが多い。百聞は一見にしかずで,実際に指導者がお手本を示してくれれば何でもないことが,指導者なしで始めての実験を試みる初心者にとっては大変な苦労の連続である。
 このような無駄な苦労を少しでも軽減して,初心者でもできるような採血法とか採尿法を解説したいと思う。ただし私ども自身経験のないことについては,文献から引用したことを始めにおことわりしておく。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?