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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科32巻1号

1978年01月発行

原著

更年期障害に対するホルモン療法とその効果

著者: 広井正彦1 川越慎之助1 千村哲朗1 青山新吾2 国井兵太郎3 舟山達4

所属機関: 1山形大学医学部産科婦人科学教室 2上山市青山医院 3山形市国井病院 4米沢市舟山病院

ページ範囲:P.63 - P.68

文献概要

 性腺機能の衰退期にあたる更年期の婦人では,しばしば不定愁訴としての自律神経失調様の症状を有する例が多い。これは卵巣機能失調に起因するという考え方から,estrogen,androgenの単独,またestrogenとan—drogenの配合はその両者のもつ共通した作用面を同時的に期待し,反面治療上望ましくない作用を軽減するといわれ,薬物療法として応用されてきている。著者らはこうした更年期障害婦人に対して,estrogen,androgenおよび両者の配合剤を各々単独投与し,盲検法によりその効果と安全性について比較検討したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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