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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科32巻1号

1978年01月発行

文献概要

原著

子宮頸部異常病変における形態別旁基底型異常細胞(ABC分類による)のDNA量の研究—とくにその細胞生物学的意義について

著者: 山本久美夫1 杉下匡1 佐々木寛1 天神美夫1 五十嵐優子2

所属機関: 1佐々木研究所附属杏雲堂病院婦人科 2佐々木研究所附属杏雲堂病院細胞診

ページ範囲:P.69 - P.75

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 最近多くの分野の種々の病変について,顕微分光測光法を用いて細胞核DNA量を測定した研究報告が行なわれ,婦人科領域の多くの病変についてもすでに多数の研究報告が行なわれている。また各病変に応じたDNAヒストグラムの特徴もかなり明らかにされつつある。
 それらの研究は現在の時点においては,主に細胞診断学的な役割りに主眼がおかれているため,個々の細胞の形態的特徴とそのDNA量の関連性についてはほとんど言及されていないようである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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