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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科32巻1号

1978年01月発行

文献概要

データ報告

婦人の既往開腹手術頻度の検討

著者: 大野剛1 梶野徹1 羽場啓子1 岡村泰1

所属機関: 1埼玉県済生会川口総合病院産婦人科

ページ範囲:P.76 - P.78

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 妊産婦あるいは婦人科疾患患者の既往歴をみると,開腹手術の既往者が意外に多いように思われる。開腹手術は術後に腹腔内癒着をおこし,腹痛や腸管通過障害あるいは子宮外妊娠や不妊症など,外科的婦人科的な新たな疾患をおこすことが多い。またたとえこれらの障害がおこらなくとも,再度の開腹手術時に癒着のために手術操作が複雑となることも多い。われわれは癒着の大きな原因と考えられる開腹手術の頻度について,当科外来受診者を対象に集計してみた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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