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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科32巻10号

1978年10月発行

新しい視点をさぐる 新生児異常の診断技術

新生児消化管形成異常

著者: 秋山洋1

所属機関: 1国立小児病院外科

ページ範囲:P.733 - P.737

文献概要

 食道より肛門にいたる消化管の形成異常は新生児における外科的疾患のなかで最も頻度が高いが,疾患の種類によって多少の頻度は異なっている1,2)。しかし,ほとんどの消化管形成異常は,そのまま放置することはできず,出生後早期に診断し,早期に手術を行なわなければならず,診断の遅れは治療の遅れ,ひいてはその患児の予後につながることが多い。
 しかし,現実に早期診断の要にかかわらず,われわれ外科医に転送されてくる異常児は出生後数日以上を経ているものが多く,必ずしも早期診断が行なわれているとはいいがたい3)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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