文献詳細
特集 手術とFunctional Anatomy
Ⅱ.外陰の手術
文献概要
会陰切開術は,分娩の状態から下部軟産道の拡大がのぞまれるときに採用される産科手術であるが,近年は各種の分娩誘導法に伴い初産婦はもとより経産婦にもしばしば常用されている。
会陰切開術の利点として,上記産道の拡大による分娩の促進効果のほかに,分娩時の腟会陰裂傷や骨盤底筋肉系の過伸展ないし断裂を予防する効果が考えられる。
会陰切開術の利点として,上記産道の拡大による分娩の促進効果のほかに,分娩時の腟会陰裂傷や骨盤底筋肉系の過伸展ないし断裂を予防する効果が考えられる。
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