文献詳細
特集 手術とFunctional Anatomy
Ⅱ.外陰の手術
文献概要
Ⅰ.陰核切除術
陰核肥大が手術の対象となるのは,主として先天性副腎過形成症(副腎性器症候群)か,妊娠中に投与された黄体ホルモンの男化作用による女性半陰陽にみられる場合である。
前者では形成手術とともに副腎皮質ホルモン療法が行なわれる。後者では,生後男化現象が止まるので,極端に肥大した場合をのぞき,しばらく経過を観察して,身体他部の発育とのバランスを考慮し,手術の適否を決定する。
陰核肥大が手術の対象となるのは,主として先天性副腎過形成症(副腎性器症候群)か,妊娠中に投与された黄体ホルモンの男化作用による女性半陰陽にみられる場合である。
前者では形成手術とともに副腎皮質ホルモン療法が行なわれる。後者では,生後男化現象が止まるので,極端に肥大した場合をのぞき,しばらく経過を観察して,身体他部の発育とのバランスを考慮し,手術の適否を決定する。
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