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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科32巻11号

1978年11月発行

文献概要

特集 手術とFunctional Anatomy Ⅳ.子宮の手術

絨毛性疾患と手術

著者: 大須賀啓暢1 細川勉1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学産婦人科学教室

ページ範囲:P.864 - P.868

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 絨毛性疾患に対する手術療法としては,胞状奇胎における奇胎除去術,破壊性奇胎および絨毛癌に主として行なわれる単純子宮全摘出術(腟上部切断術を含む),また破壊性奇胎や転移巣の病巣切除を目的とした病巣核出術,さらにルテイン嚢胞に行なわれる子宮付属器摘出術と嚢胞核出術などが考えられる。これらの手術方法より機能保存ということを考えると,
 1)は内分泌機能,すなわち卵巣機能についてであり, 2)は妊容能,すなわち子宮および卵管の妊容能に関することであり, 3)は転移病巣の臓器の機能保存,ということであろうかと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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