文献詳細
臨床メモ
不妊症検査としてのHysterosalpingographyとLaparoscopy
著者: 佐藤直樹1
所属機関: 1帝京大学医学部産婦人科教室
ページ範囲:P.868 - P.868
文献概要
一般に卵管通気法,卵管通色素法,あるいは子宮卵管造影法(HSG)等の卵管疎通検査が行なわれるが,いずれも卵管の通過障害を間接的に知る方法で,信頼度が低いことが欠点とされている。最近は,より信頼性の高いLaparoscopyがPopu—larになってきた。この方法は,卵管の状態のほかに,内性器の性状が直視下で観察でき,しかも卵巣組織診も可能であるため,HSGの代りに施行する施設も多い。
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