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新しい視点をさぐる 産婦人科と東洋医学
ハリ麻酔作用機序に関する最近の研究
著者: 池園悦太郎1
所属機関: 1東京医科歯科大学医学部麻酔学教室
ページ範囲:P.951 - P.956
文献購入ページに移動Ⅰ.ハリ麻酔における作用機序の特殊性
ハリ麻酔の作用機序を考案するために必要なハリ麻酔の鎮痛作用を,薬物による全身麻酔,伝達麻酔,局所麻酔のそれに比較してその特殊性を列挙するとつぎのごとくになる。
第1にハリの刺入に際して,酸脹重麻といったハリのひびきを患者自身が感じることが重要であり,さらに術者の感じるハリの引き込まれるような感じ,すなわち患者と術者両方で合成される得気をうる必要性があること。
ハリ麻酔の作用機序を考案するために必要なハリ麻酔の鎮痛作用を,薬物による全身麻酔,伝達麻酔,局所麻酔のそれに比較してその特殊性を列挙するとつぎのごとくになる。
第1にハリの刺入に際して,酸脹重麻といったハリのひびきを患者自身が感じることが重要であり,さらに術者の感じるハリの引き込まれるような感じ,すなわち患者と術者両方で合成される得気をうる必要性があること。
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