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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科32巻12号

1978年12月発行

文献概要

新しい視点をさぐる 産婦人科と東洋医学

ハリ麻酔作用機序に関する最近の研究

著者: 池園悦太郎1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部麻酔学教室

ページ範囲:P.951 - P.956

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Ⅰ.ハリ麻酔における作用機序の特殊性
 ハリ麻酔の作用機序を考案するために必要なハリ麻酔の鎮痛作用を,薬物による全身麻酔,伝達麻酔,局所麻酔のそれに比較してその特殊性を列挙するとつぎのごとくになる。
 第1にハリの刺入に際して,酸脹重麻といったハリのひびきを患者自身が感じることが重要であり,さらに術者の感じるハリの引き込まれるような感じ,すなわち患者と術者両方で合成される得気をうる必要性があること。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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