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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科32巻2号

1978年02月発行

トピックス

子宮頸癌再発の早期発見法

著者: 広井正彦1

所属機関: 1山形大学医学部産婦人科学

ページ範囲:P.117 - P.117

文献概要

 子宮頸癌の際には手術療法を行なうか放射線療法を行なうのが普通である。しかしその後の癌の再発を早期に発見するために,一定の期間定期検診を行なっているところが多いが,その診療内容も内診やスメアテストなどのほかにそれぞれの機関で可能な検査を行なっているのが現状で,一定の方法がいまだみいだされていない。
 もっとも,Van Voorhis1)によれば子宮頸癌の治療後にルーチンの定期検診を行なった患者と,ルーチン検査を行なわなかった群とでは予後に差異がなかったとの報告もあり,定期検診の内容によるのか,再発癌の治療法がないのかが問題となろう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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