icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科32巻3号

1978年03月発行

症例

卵巣類皮嚢胞腫の腹腔内破裂の1例

著者: 山本政太郎1 川村邦昭2

所属機関: 1総合高津中央病院産婦人科 2東邦大学医学部第2外科

ページ範囲:P.215 - P.217

文献概要

 類皮嚢胞腫は卵巣腫瘍全体の約10%を占めるといわれている。本症の発育過程での合併症のなかで,茎捻転はしばしばみられ,まれに感染や破裂が起こることがあるが,いずれも妊娠中に起こり易い。悪性変化はさらに少なく,本症の約1%といわれる。
 著者らは,急性腹症の未婚婦人を手術したところ,卵巣類皮嚢胞腫の腹腔内破裂であった症例に遭遇したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら