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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科32巻3号

1978年03月発行

薬の臨床

産婦人科領域におけるAmoxicillin (ワイドシリン)の臨床的検討

著者: 張南薫1 後藤田裕宏1 管野寛1 宮上順志1 瀬尾文洋1 丸山正次1

所属機関: 1昭和大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.219 - P.223

文献概要

 Amoxicillin (ワイドシリソ),α—Amino-p—hydroxybe—nzylpenicillin)は,1970年英国ビーチャム社によって新しく合成されたSemi-synthetic penicillinである。本物質はAmpicillinと同じく広域の抗菌スペクトルを有し,その構造はAmpicillinのbenzene核のパラ位に水酸基を導入したものである。本剤の特徴は吸収性が良いことで,Ampicillinと同量の投与でAmpicillinより明らかに高い血中濃度に達することが報ぜられている1〜5)
 今回,われわれは明治製菓より本剤の提供を受け,産婦人科領域における臨床的検討を行なう機会を得たので以下その成績を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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