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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科32巻4号

1978年04月発行

新しい視点をさぐる 臨床検査のBlind Spots

内分泌細胞診

著者: 石束嘉男1 内野修平1 種田修1

所属機関: 1厚生中央病院産婦人科

ページ範囲:P.241 - P.245

文献概要

 内分泌細胞診は,細胞診の原点ともいうべきものであるが,欧米各国に比してわが国では十分に応用されていない感がある。本細胞診は,腫瘍細胞診に比べて特異な面が多く,その特性を十分にわきまえていないと,誤診のもとになるおそれがあり,これが一般に受け入れられがたい原因の一部でもある。そこで,今回はその問題点を洗い出し,それに対する対策を述べ,今後の応用面における初歩的な誤診をさけるように努めるとともに,各論的に無月経,排卵障害,切迫流産,あるいは子宮内膜異常の細胞診についても概略をのべることにする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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