icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科32巻4号

1978年04月発行

新しい視点をさぐる 臨床検査のBlind Spots

超音波診断

電子スキャンニング

著者: 穂垣正暢1

所属機関: 1都立大塚病院産婦人科

ページ範囲:P.271 - P.273

文献概要

 妊娠初期の子宮内の胎芽から,胎児への成長過程が時々刻々と追跡できるようになればその診断的価値は非常に大きい。しかも,この種の検査が,母体や胎児に対する負担が最小限にとどめられ,無侵襲で安全性の高い方法であることが望まれる。このような産科医の期待に沿って,高速自動走査型の超音波診断装置が登場し臨床的に利用されつつある。今回の依頼主旨は診断上の盲点を指摘せよということであったが,電子スキャン導入後まだ日の浅い現状から,ここではわれわれの臨床経験を中心に成績の一端を報告することで責を果たしたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら