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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科32巻4号

1978年04月発行

新しい視点をさぐる 臨床検査のBlind Spots

羊水診断

著者: 神保利春1

所属機関: 1東京大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.287 - P.290

文献概要

 羊水検査による胎児管理は近年急速に発展し,そのいくつかは,臨床検査として次第に普及してきている。検査の前提となる羊水穿刺が比較的安全で容易であるとはいえ,羊水穿刺に伴う副作用を考慮すると,検査の適応はできるだけきびしくする必要がある。また,採取した羊水の運搬,検査,データの読み方,検査法の限界についてはよく知っておく必要がある。羊水検査は,その応用範囲が極めて広いが,以下に先天異常の出生前診断,胎児成熟度判定,胎児造影法をとりあげて,注意点,問題点を列挙する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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