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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科32巻5号

1978年05月発行

雑誌目次

指標

性腺分化とH-Y抗原

著者: 是澤光彦 ,   小池貞徳 ,   神保利春 ,   水野正彦 ,   坂元正一

ページ範囲:P.319 - P.322

 哺乳動物において,性の決定は,受精時にY染色体を持つか否かによってなされることはいうまでもない。Y染色体を持てば,発生につれて,その上にある遺伝子の働きによって性腺原基が精巣になり,さらに,精巣の影響により,内外性器は雄性型になる。一方Y染色体がなければ,性腺原基は卵巣となり,内外性器は雌性型になる。
 この性分化のプロセスがどのようなメカニズムによって進行するかは,reproductive physiologyの重要な研究課題であり,長年の研究によって次第にその詳細が明らかになってきた。そこで,まず今日までに得られた知見の概要を述べる。

新しい視点をさぐる 薬物療法のBlind Spots

内分泌異常における排卵誘発剤

著者: 楠田雅彦

ページ範囲:P.323 - P.326

 その使用主目的が排卵誘発でないにせよ,ある条件下においては排卵誘発作用を有する物質,あるいは補助的に排卵誘発剤と組合せて使用すると有効率を上げるような物質も種々知られている。甲状腺機能低下症に対する甲状腺ホルモン剤,副腎皮質機能亢進症に対する副腎皮質ホルモン剤,高プロラクチン症に対するbromocryptineなどは前者に属する代表的なものであり,ビタミンCやカリクレイン,種々の向神経薬などは後者に属する。そのほかestrogen,gestagenなどの性ホルモン剤やLH-RHも,ある条件下では排卵誘発作用を有している。また排卵誘発を目的として開発されながらもついに市販に至らなかったepimestralのごとき物質や現在わが国でなお臨床研究の段階にあるtamoxifene (Nolvadex)のような薬剤まで加えるとかなり多種にのぼる。
 現在,わが国で広く市販され応用に供し得るいわゆる排卵誘発剤はPMSG,HMG,HCGなどに代表されるgonadotropin剤と,clomiphene citrate(Clomid)に代表される経口排卵誘発剤と考えて差支えないであろう。従って本稿ではこれらを中心に,一部最近の新薬について,いくつかのblind spotsを取上げてみたい。

内分泌異常における排卵抑制剤

著者: 橋口精範

ページ範囲:P.327 - P.329

Ⅰ.排卵抑制剤を投与する場合
 内分泌異常のものに排卵抑制剤を投与する場合としては,月経困難症,不妊症,月経周期異常などをあげることができる。また,内分泌異常ではないが,経口避妊のために投与されることがある。

内分泌異常における甲状腺ホルモン剤

著者: 望月眞人

ページ範囲:P.331 - P.335

 生殖生理学の分野で,内分泌異常のために甲状腺ホルモン剤が使用されるのは,甲状腺機能異常に伴う月経異常や不妊,あるいは産科的な事象などに対する治療のためが大部分であろう。事実,適切な甲状腺ホルモン療法によってそれらの症状のきわめて好ましい結果をえることも多い。

内分泌異常における副腎ステロイド剤

著者: 佐藤恒治

ページ範囲:P.336 - P.337

 産婦人科領域の内分泌異常における副腎皮質ステロイド剤の使用は,他の領域における広い応用に比してごく限られたものである。
 その一つは潜在性副腎皮質機能不全による卵巣機能不全の治療であり,もう一つは先天性副腎皮質過増殖症がある。

炎症・その他の異常における副腎ステロイド剤

著者: 品田孝夫

ページ範囲:P.338 - P.339

 副腎ステロイド剤の使用の原則は,産婦人科領域においても他科と同じである。しかし使用上Blind spotにおちいらぬように問題点を2〜3述べることにする。

抗生物質

著者: 藤井良知

ページ範囲:P.341 - P.342

 各種の治療薬剤のうち,抗生物質は年間金額にして第1位,年間消費重量にして昭和52年度上半期よりの推定ではペニシリン系291トン,うちABPcなど内服合成ペニシリンが84%,セファロスポリン系203トン,うちCEXなど経口剤が73%,マクロライド系160トンという巨大な量である。一方アミノグリコシド系は22トンと横ばいであり,TC:45トン,50年末再評価されたCPにあってはわずか3.8トン程度という減少ぶりである。
 また昨年度はインダニールカルベニシリン,ABPcのフタリール酸塩,CETとほとんど同類のセファピリン,など新しい壁合成阻害抗生剤,KM,GM耐性菌にも作用するAmikacin,Tobra—mycinなどアミノグリコシド剤も使用されるようになり,そのほか製造,輸入許可をまっている新抗生物質ははなはだ多種類にのぼっている。

抗癌剤

著者: 千原勤

ページ範囲:P.343 - P.346

 癌の治療法には外科的手術,放射線照射,薬物療法の3種がある。いずれの治療法にも各々適応と限界がある。局所療法としての手術,照射の有効なことは異論のないところである。しかし癌がある程度増殖播種したり,骨盤外に転移をきたした場合には抗癌剤による化学療法や免疫療法の登場となる。
 絨毛性腫瘍は現在化学療法が奏効する腫瘍であるので化学療法がfirst choiceとされており,その方式も定型的なものがあり,今さら紹介の必要はないであろう。しかし他の性器癌では化学療法は期待どおりでないことが多く,その評価はまちまちであった。確かに抗癌剤の多くは固型癌に効果が少ない。近年抗癌剤とその投与法の進歩改良によって,転移増殖を起こした癌に対して有効な手段であることが認められるようになってきている。

ヘパリン療法とその問題点—最近の症例と知見から

著者: 鈴木重統 ,   長谷川淳

ページ範囲:P.347 - P.351

 血液凝固〜線溶系の均衡の乱れは,産婦人科とくに産科領域においては急激にあらわれることが多い。いわゆるHypercoagulability (過凝固性)が,DICの根底にあることは論をまたないところであるが,これに対処する場合,ヘパリンをとるか,Aprotinin製剤をとるか,あるいはUrokinaseを用いるかの判定は必ずしも容易ではない。すなわち,各々の特徴を良く理解して適応を誤らないことが肝要であろう。
 本項では,自験例に沿ってヘパリン療法を中心に概説し,その問題点を浮き彫りにしてみたい。

流・早産・産褥における筋弛緩・収縮剤

著者: 菊池三郎 ,   後藤政明 ,   中江信司

ページ範囲:P.353 - P.356

Ⅰ.流産時
 1.弛緩剤
 切迫流産時の治療法として子宮筋弛緩剤のみを使用することは現在では少ない。しいて使用するならば,子宮筋のβ—receptorを介しての弛緩作用を期待してprogesteroneを投与するかHCGの収縮抑制作用を利用する方法があるが,いずれにせよ速効性は期待し得ない。Duvadilan錠(10mg/T)の1日3〜6錠の使用,またはDuvadilan (5mg/A)の筋注もその効果も不定であり速効性と確実さを求めるならば後述するDuvadilanのdripが最も有効といい得る。しかし流産の治療法としては子宮収縮の抑制のみを試みるべきではなく,もし判明するならばその原因療法を行なうべきことは当然である。

流・早産・産褥における乳汁分泌促進および抑制剤

著者: 佐竹実

ページ範囲:P.357 - P.359

 産褥における新生児哺育には母乳栄養の重要性が認識されているが,母乳分泌が十分でない場合がしばしばあり,妊娠・産褥における指導,一般的な処置とともに分泌促進に対する薬物療法が行なわれる。また,妊娠中期以後の流・早産,勤労婦人における分娩後の職場復帰,母体の重症合併症(心・肺・肝疾患,悪性腫瘍,妊娠中毒症の遷延ないし後遺症,精神神経疾患など),死産あるいは新生児死亡,重症新生児黄疸,極小低出生体重児,産褥乳腺炎および乳汁分泌過多などでは乳汁分泌を抑制する必要があり,授乳中止や乳房の冷罨法などとともに薬物による乳汁分泌抑制をはからなければならない。
 乳汁分泌の促進と抑制については,従来,一般に関心が乏しく,薬物療法も必ずしも有効性は期待されていない。また,医薬品の再評価,副作用などのために臨床応用のできない薬物や効果に疑問がある薬物もみられ,問題点も少なくないと思われる。しかるに,近時,乳汁分泌機構の内分泌,超微形態学研究の進展により妊娠,分娩,産褥におけるProlactin (以下PRL)を中心とする内分泌環境,prolactin放出因子PRF,prolactin抑制因子PIFおよびprolactin receptorの乳汁分泌への関与が解明されてきたので,この機序に基づいた薬物療法の展開に期待が寄せられている。

新生児仮死における薬物療法

著者: 荒木勤

ページ範囲:P.360 - P.362

 娩出児における子宮外での生活の第一歩は,外界の酸素を自力で肺から体内に取り入れることからはじまる。いま,新生児が種々の要因で仮死を伴なって娩出されてきたものであれば,程度の差はあるものの低酸素症に陥入っていることは否定できない。
 したがって,新生児仮死の治療の主眼は酸素療法を中心とした蘇生術に置かねばならない。しかし,仮死の程度によっては,単に皮膚刺激や喉咽頭の刺激のみでよい場合(Apgar 7〜5点),酸素と酸塩基平衡の矯正を必要とする場合(Apgar 4〜3点),さらに加えて抗ショック療法に対する薬物を用いた強力な治療を施さねばならない場合(Apgar 2〜0点)がでてくる。

新生児黄疸(高ビリルビン血症)における薬物療法

著者: 荻田幸雄 ,   野間英晴

ページ範囲:P.363 - P.366

 特殊な病型をのぞいて間接型ビリルビンの上昇を特徴とする新生児黄疸は,児が胎外環境に適応する過程において,必然的に乗り越えねばならない関門の一つである。近年ビリルビン代謝,特に新生児におけるビリルビン代謝機構に関する急速な知見の集積によって,新生児黄疸発症の要因が赤血球の過乗崩壊と,児肝のビリルビン処理機構の未熟性によることが明らかにされるとともに,治療の方向も交換輸血療法から薬物療法へと転換されるかにみえたが,光線療法の出現は効果の確実性,迅速性,および簡便性のために黄疸治療の主役をなすにいたり,薬物療法の位置づけは急激に下降してきた。その最大理由としては,効果の不確定性にあるが,交換輸血,光線療法の理学的療法と効果発現機序が質的に異なる薬物療法の臨床的価値は再度検討さるべき余地を多く残している。
 この観点から,今日の高ビ血症の薬物療法について,理論的根拠ならびに臨床上の問題点につき考察を加え,併せて今後の薬物療法のあり方について言及してみたい。

ショック時における薬物療法

著者: 寺尾俊彦 ,   尾池純子

ページ範囲:P.367 - P.369

 ショックとは,急性の全身的な末梢循環不全であり,その結果,広範にわたって組織が無酸素症になった状態をいう。産科でみられるショックには,出血性(虚血性),敗血症性,血管内血液凝固症候群,薬物によるものなど各種のショックがあるが,ショックが進行すれば,いずれのショックも同じような病態となる。すなわち,全身の末梢循環不全=組織の無酸素症である。かつては,いずれのショックの治療にもノルアドレナリンなどのα作用物質が投与された。ノルアドレナリンには,血管収縮作用があり,血圧を上昇させる作用があるが,末梢循環を障害するので,現在では,ペニシリンショックの初期など,末梢血管拡張期を除いては使用されない。現在のショック治療方針では,いかに末梢循環を良くするかが重要であると考えられている。
 ショックになると,いずれのショックでも図1の悪循環が開始する。この悪循環を断ち切るためには,循環血液量を十分に満たし,末梢血管の流れをスムーズにすることである。

トピックス

満期低体重児(low birth weight infant at term)の原因

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.329 - P.329

 早産の場合には低体重児を分娩することが多いが,満期産低体重児に比して早産低体重児は児の死亡率が高いといわれている。一方,これらの低体重児の経過を追って観察すると,精神機能や運動機能の発達の面では満期産低体重児の方が予後が不良であるとの報告もある1)
 このように概して予後の不良な低体重児出生の予防は極めて重要である。今日では胎児の発育遅延に対し,安静や高蛋白・ブドー糖などの栄養療法などが試みられているが,必ずしも満足すべき成績が得られていない。従って,低体重児出生例の母体を詳細に分析することにより,その原因と対策を知る可能性が出てくる。

ヒト胎盤におけるLH放出因子の意義

著者: 田部井徹

ページ範囲:P.382 - P.382

 視床下部から分泌するLH放出因子すなわちLH releasing hormone(LH-RH)は,下垂体からのゴナドトロピン分泌を支配し,卵巣における排卵,性ステロイドホルモンの生合成,代謝などを調節している。近年,LHのradioimmunoassayが進歩し,さらにLH-RHの化学構造が決定され,その合成も可能となるに及んで,視床下部—下垂体—性腺系の調節機構の詳細が次第に解明されてきた。一方,下垂体性LH作用を有する絨毛性ゴナドトロピン(HCG)についても,胎盤における産生のメカニズムや作用機序に関する数多くの研究が行なわれている。HCGは,ヒト胎盤組織で生成される糖蛋白ホルモンの一種であり,妊娠初期母体尿中に多量に分泌されているが,その生理作用,調節機序についていまだ不明な点が多い。ヒト胎盤は,糖蛋白ホルモンであるHCGと,種々の性ステロイドホルモンと二種類の組成の異なったホルモンを分泌しているという特徴があるが,このことは,両者の間に何らかの関連性が存在していることを示唆している。事実,HCGは,胎盤組織のaromatase1)やhydroxylase2)などの性ステロイド代謝酵素活性を促進する作用があるといわれている。すなわち,胎盤における性ステロイドホルモンの代謝は胎盤自身が分泌するHCGによるauto regula—tionの支配を受けているらしい。

臨床メモ

分娩監視装置使用の効果

著者: 竹内久彌

ページ範囲:P.339 - P.339

 胎児心拍数と陣痛を連続記録できる分娩監視装置の使用により,周産期死亡率を格段に減少させ得ることは,すでにわが国の多くの優秀な報告の示すとおりである。最近,改良された分娩監視装置が比較的安価に提供され,再び普及が進んでいることは,その意味で大いに期待されるところである。
 しかし,このような装置はその使い方次第で効果が非常に異なってくることも良く知られており,具体的な運用法とその効果が知りたいところである。そこで今回は,内容的にとくに目新しいものではないが,米国の一地域病院における分娩監視装置の使用経験をJ.C.Amato (Obst.& Gynec.50:269,1977)の報告にみてみたい。

研究へのいざない・10

小動物の排卵誘発法

著者: 広井正彦 ,   川越慎之助

ページ範囲:P.371 - P.377

 哺乳動物の中には自然に排卵周期を営んでいるものと,自然には明らかな周期はなく,交尾などの反射により排卵を示す動物とに大別することができる。このような排卵や性周期などの現象は,近年,間脳—下垂体—卵巣系という一つのunitにおける綜合的な機能によることが明らかにされている。しかし,この排卵現象は極めてち密な機構によるもので,完全には解明されていない。ヒトを含めた雌性動物の生殖現象を知るうえで排卵機構を明らかにすることは非常に重要であるし,臨床的にも排卵の誘発や抑制,無排卵症の治療などを行なうにあたり意義深い。これらの研究のために種々の動物実験が行なわれてきたが,動物の排卵現象からヒトのそれを推察する目的にはヒトと類似の性周期を有する動物を実際に使用することが理想的である。しかし,ここでは入手や繁殖および取扱いが容易で,最も一般的に使用されている実験動物の中でも,特にラットやウサギを中心に,その排卵誘発法について述べる。なお著者1)は本誌のこのシリーズですでに小動物の性周期のみかたについて述べているので参照していただきたい(31(5):463,1977)。

原著

Microstix-Candidaの腟真菌症への応用

著者: 岩﨑武輝 ,   町原充 ,   木津収二 ,   石川日出明

ページ範囲:P.379 - P.382

 産婦人科領域における外陰腟真菌症は,腟炎の中でトリコモナス腟炎とならんで感染性腟炎の代表とされている。その診断法として現在,鏡検法と培養法が用いられているが,前者の方法は簡単であるが診断困難な場合があり,検出率では後者の方が明らかに優れている。培地には,従来主にSabouraud培地,水野—高田培地が利用されているが,判定まで(48〜72時間を要するといわれている。今回,簡易診断培地として米国Ames社で開発されたMicrostix-Candidaを入手する機会を得たので,その使用成績について少数例ではあるが報告する。

薬の臨床

W 8307-11(G.D.プレグナンシーテスト)の使用経験

著者: 熊坂高弘 ,   三高千恵子 ,   斎藤幹

ページ範囲:P.383 - P.387

 免疫学的妊娠診断薬が開発されてから,すでに10年以上経過し,その簡便さと正確さのために現在全世界的に実用化されているが,その中でも特に凝集反応を利用したスライド方式が,判定時間が極めて短かいという利点のために主流を占め,それぞれの特徴をもった数多くのテストキットが市販されている。
 しかし,現在の妊娠診断薬の大部分のものは尿中HCGのみを測定するものである。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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