icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科32巻5号

1978年05月発行

文献概要

臨床メモ

分娩監視装置使用の効果

著者: 竹内久彌1

所属機関: 1順天堂大学医学部産婦人科学

ページ範囲:P.339 - P.339

文献購入ページに移動
 胎児心拍数と陣痛を連続記録できる分娩監視装置の使用により,周産期死亡率を格段に減少させ得ることは,すでにわが国の多くの優秀な報告の示すとおりである。最近,改良された分娩監視装置が比較的安価に提供され,再び普及が進んでいることは,その意味で大いに期待されるところである。
 しかし,このような装置はその使い方次第で効果が非常に異なってくることも良く知られており,具体的な運用法とその効果が知りたいところである。そこで今回は,内容的にとくに目新しいものではないが,米国の一地域病院における分娩監視装置の使用経験をJ.C.Amato (Obst.& Gynec.50:269,1977)の報告にみてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?