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新しい視点をさぐる 診断のテクニック
下垂体・卵巣系の異常—無排卵症のゴナドトロピン分泌能について
著者: 森崇英1 藤田泰彦1 木下康1
所属機関: 1京都大学医学部婦人科学産科学教室
ページ範囲:P.655 - P.658
文献購入ページに移動この要請に応ずるためには,静止状態in situにおけるホルモン測定とともに,各種負荷試験が行なわれている。ところがLRHの測定法が確立されていないので,視床下部機能はGの動きを通して間接的に推定せざるを得ない。本稿では視床下部機能がとくに問題となる3種の無排卵症をとりあげ,そのG分泌能について考察してみたい。
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