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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科32巻9号

1978年09月発行

新しい視点をさぐる 診断のテクニック

絨毛性腫瘍—絨毛癌脳転移に対するCTの応用

著者: 友田豊1 有井吉太郎1 可世木成明1 浅井保正1 鈴木寿雄1 小林達也2

所属機関: 1名古屋大学医学部産科婦人科学教室 2名古屋大学医学部脳神経外科学教室

ページ範囲:P.663 - P.667

文献概要

 絨毛性腫瘍の診断法に関しては,hCGの測定法,特にβ—hCGのRIAあるいはroutine assayとして実用的なHAR (Higonavis)などの微量測定法,骨盤血管撮影の詳細な読影などがあげられるが,それらに関しては他稿1〜3)に譲るとして,本稿においては絨毛癌脳転移巣のCranial Com—puterized Tomography (以下CTと略す)に関して述べることとする。
 絨毛癌の脳転移は,従来ほとんど絶望視され,いったん脳転移を招いた場合には早期に死の転帰をとるのがつねであった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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