icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科33巻1号

1979年01月発行

文献概要

実地臨床手技のエッセンス 血液と体液のサンプリング

骨髄穿刺—手技と適応

著者: 肥後理1

所属機関: 1杏林大学医学部第2内科

ページ範囲:P.25 - P.28

文献購入ページに移動
 骨髄穿刺は造血の状態を知るうえで,もっとも簡便でかつ危険性のない検査法である。だれでも,どこでも(外来でも),また重症患者でも侵襲を気にしないで実施することができる。ところが現実には,専門医以外は非常に難しく考えたり,あるいは折角骨髄穿刺を行なっても価値のない標本が採取されることがある。これは1つは穿刺はあくまでも技術であるから,そのコツを心得ていないということ,第2には適応を考えて行なったのかということであろう。
 骨髄穿刺の方法,適応,骨髄像の解釈,その他の問題点について述べてみる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?