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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科33巻11号

1979年11月発行

雑誌目次

指標

月経発来と思春期のホルモン変化

著者: 矢内原巧 ,   大沼靖彦 ,   中浜之雄 ,   大野秀男 ,   金沢元美 ,   橋野正史 ,   荒木日出之助 ,   中山徹也

ページ範囲:P.821 - P.830

 小児期から成人期への移行期にあたる思春期では,全身の急速な発育とともに,2次性徴の発現と促進,初潮に続く性周期の確立と,いわば女性にとっては人生の最も大きい変化を伴う時期にあたる。生殖生理学の面から思春期をみた場合,それは性成熟過程そのものであり,内分泌機能の発育がその基底となっていることは明らかであろう。その過程としては性中枢の発育,性腺の発育,そして内外性器の成熟を伴う2次性徴の完成へと続くが,これには単に間脳—下垂体—性腺系のみならず副腎,甲状腺,松果体など各種の内分泌腺の発育も密接に関連していると考えられる。
 性腺ホルモンの分泌とその作用はすでに胎生期初期より行なわれ,内外性器の男性型,女性型への分化を誘導し,それは睾丸より分泌されるan—drogenによるものといわれる。また,胎児期の血中FSH値が妊娠中期までは女子で男子より高値であることから,中枢のfeedback機構も存在していると思われる1)。胎生期に続く新生児期では血中testosterone値に性差があり,男児では生後5ヵ月まで女児に比べ高く2),この性腺ホルモンが将来の性成熟後の男女差に何らかの生理的意義をもつと考えられる。この時期でのFSH値に関する報告では3)生後1ヵ月より1歳まで女児血中値は男児より有意に高い。新生児期に続く小児期では従来より性腺はほとんど機能が停止状態にあり下垂体,性腺ホルモンには男女差もないといわれる。

実地臨床手技のエッセンス 妊娠に合併する難症のとり扱い--他科よりのアドバイス

妊娠と自己免疫疾患

著者: 塩川優一 ,   上原直樹 ,   橋本博史

ページ範囲:P.831 - P.835

 自己免疫疾患に妊娠が伴った場合,妊娠が原疾患に与える影響と,原疾患が妊娠や胎児に与える影響については,各疾患によってその態度を異にする。
 今回,自己免疫疾患の中で,出産年齢の女性に好発し,妊娠の可否が問題となることの多い,全身性エリテマトーデスと慢性関節リウマチを中心に,妊娠が原疾患に及ぼす影響,原疾患が妊娠に及ぼす影響,胎児への影響などについて述べ,さらに治療薬剤の影響についても言及する。

妊娠と内分泌異常

著者: 長滝重信 ,   水野正彦 ,   杉本充弘

ページ範囲:P.837 - P.841

 妊娠に合併する内分泌異常の対象となる患者は第一に妊娠することが必須の条件である。そして重症の内分泌異常があれば妊娠することは極めてまれであり,妊娠したということだけで内分泌異常の範囲は極めて限定されたものとなる。妊娠に合併する内分泌異常は,異常の発現時期からは妊娠可能な程度の内分泌異常が妊娠前から存在していた場合,妊娠によって悪化した場合,妊娠中に突然発症してくる場合などがあり,疾患としては,甲状腺疾患,副甲状腺疾患,間脳下垂体疾患,副腎疾患などがある。このようなすべての組み合わせについて述べることは,紙数の関係で不可能であるため本稿では表1に妊娠に合併する可能性のある内分泌異常を示すにとどめ,頻度の高い甲状腺疾患を中心にして,妊娠に合併する内分泌異常のとり扱いについて,内科の立場から述べることにする。糖尿病については別の章でとり扱われる予定である。

妊娠と糖代謝異常

著者: 松岡健平 ,   岡崎怜子 ,   高橋明 ,   落合寛

ページ範囲:P.843 - P.847

 インスリン以前の時代,糖尿病の妊婦が生児を得ることはほぼ不可能であった。男女とも糖尿病患者には不妊が多く,糖尿病患者の妊娠をみることはきわめてまれであった。したがって糖尿病と妊娠の問題は事実上存在しなかったといえる。今日では,糖尿病患者が家族構成に占める比率から推測すると,受胎率が非糖尿病群に比し低いということはなく,十分に治療された糖尿病婦人の妊娠は非糖尿病群よりやや少ないだけで,だいたい1000例の出産のうち1例が糖尿病妊婦である1〜2)
 糖尿病婦人の妊娠,産褥期の管理にあたって,まず,妊娠・出産が糖尿病の妊婦に与える影響を理解しなければならない。糖代謝異常とそれに関連した合併症を有する母体,胎盤およびそのホルモン,そして胎児とその発育の三者はお互いに関連し,強く影響し合っているのである。妊娠そのものが耐糖能を低下させ,糖尿病発症の誘因となることは,周知の事実である。

神経内科よりのアドバイス

著者: 井形昭弘 ,   横山富美子

ページ範囲:P.848 - P.852

 妊娠出産は,女性の一生にとって最も大きな事件であり,その医学的対策はまさに人類の将来にかかわる問題といってもさしつかえない。その点,臨床医学の各分野からの総力が結集されねばならぬが,神経内科の立場からみても妊娠は多くのリスクをかかえており,それぞれに対しての対応が要求されている。
 ここでは,妊娠に伴う主なる神経合併症と,慢性神経疾患に罹患した女性患者が妊娠した場合の両面についての問題を論じてみたい。

妊娠と精神疾患

著者: 市川潤 ,   佐藤正敏

ページ範囲:P.853 - P.856

 与えられたテーマの対象となる疾患として,ここでは,精神医学領域における代表的な疾患である精神分裂病(以下分裂病),躁うつ病,非定型精神病およびてんかんについて述べることとし,妊娠・出産などの生殖過程が,これらの疾患にどのような影響を与えるかについて概観したのち,それを踏まえたうえでの,現在考えられる対策を考察してみたい。
 上記の疾患に対する現在の病因論は,本質的には未解明の部分が多いが,病因の構成が多元的であると同時に,生殖過程が精神疾患に及ぼす影響も多元的であることは承認されているといってよい。したがって,後に述べるように,行なわれる対策も,症例ごとの特徴に応じて重点の置きどころを異にする。

妊娠に合併する循環器疾患の管理

著者: 福崎恒

ページ範囲:P.857 - P.862

 心疾患を有する女性の診療にあたり,常に問題となるのは,将来その患者が妊娠,分娩に耐えうるか否か,すでに妊娠中の場合には果たして妊娠を継続させるべきか否か,また継続させるにはどのような管理が必要かなどである。もとより,かかる決定には患者の病状のみならず,社会的,経済的事情,さらにすでに子供をもうけているか否かなどの医学以外の諸問題が十分考慮されるべきであろう。
 以上の問題点を的確に処理するには,まず妊娠そのものに起因する循環動態の変動を認識し,妊娠に心疾患が合併しているのか,妊娠そのものの変動であるのかを正しく鑑別しなければならない。ついで,合併する心疾患があれば,その診断を明確にし,しかもその重症度,とくに心不全の程度,ひいては心機能ないしは心予備力を判定しなければならない。

妊娠と血液疾患

著者: 桜川信男

ページ範囲:P.863 - P.865

 産科領域に合併する難症の血液疾患として,まずあげられるものは分娩時に止血困難をもたらす出血性素因があり,これが母体の生命を脅かすことがしばしばあり,その対策が重要となる。
 本稿では,それらの出血性素因を止血機構の点からみて,血管系要因,血小板系要因および凝固系要因に分けて解説的にのべる。

妊娠と肝・胆道疾患

著者: 亀田治男 ,   清水肇 ,   中西弘和

ページ範囲:P.867 - P.870

 婦人が妊娠した場合には,胎児の急速な発育,母体の積極的な物質交換と分解により,肝の代謝機能に影響をあたえると考えられる。しかし,肝の予備能は大きく,正常の妊娠時には肝機能や肝組織に変化がみられても,軽度である。一方,妊娠中に肝疾患や黄疸が合併したり,妊娠前よりすでに肝・胆道疾患がある場合には診断と治療に種種の問題が起こりうる。ここでは,妊娠に合併して重篤となりやすい肝・胆道疾患について病態と診断・治療の方針を記載する。さらに,最近はB型肝炎抗原キャリアの妊婦からの母児感染が重要視されているので,この問題についても触れておきたい。

妊娠と腰痛疾患

著者: 森健躬

ページ範囲:P.871 - P.874

 妊娠可能な年齢層にみられる腰痛疾患にはいろいろある。しかし,妊娠に合併し,そのうえにこれを管理しなければならないものは,現実にはきわめて少ない。事実,われわれの所で,妊娠中の腰痛を治療することは,ほとんどないといってよく,ごくまれに,既存の椎間板ヘルニアの増悪があったり,あるいは増悪するのではないかと不安になって相談に来院する例があるにすぎない。ただ,ときおり,股関節の痛みを腰痛と考えて来院するものもないわけではない。これは,乳幼児期の先天性股関節脱臼の治療後に発生した,二次性変形性股関節症による股関節痛である。最近は,患者自身も,痛みの個所を正確に表現するようになってはいるが,なかには模然と腰が痛いという人もある。抗生剤治療が十分でなかった時代には,腰椎カリエスもあり,この疾患の管理が必要であったが,最近では,これも激減し,しかも,年長者に発生するものが多くなっている。われわれの所でも,年々6〜7例の新しい脊椎カリエスを発見してはいるが,妊娠可能な年代の女性の症例は,きわめて少数にすぎず,この10年間にわずかに2例あっただけである。しかも,これらの例も意識的に妊娠をさけているので,妊娠に伴って原疾患のコントロールを必要としたものはなかった。これらの点を考慮して,まず当院の保健指導部での相談症例の中から腰痛の発生時期などを調査し,それにもとづいて腰痛の診断と処置を考えたい。

FIGO TOPICS 私が感銘を受けた講演

不妊症治療の最近の進歩/Laparoscopic Sterilization

著者: 柳沼忞

ページ範囲:P.875 - P.875

■Progress in the Treatment of Infertillity
■Endometriosis
 子供のない夫婦にとって子供を持ちたいという願望は想像を絶するものである。この故にわれわれ婦人科医は努力してきたのであり,妊娠に成功したときのわれわれの喜びは,その夫婦に劣らぬほどである。かかる努力にもかかわらず今まで妊娠せしめえなかった三種類の不妊症診療上の問題を関心の一つとして著者はこのFIGOに参加したのである。
 第一は,あまりにも今や有名なDr.Steptoeの体外受精である(CS−10 B)。これまで卵管の欠損や完全閉塞に対してはわれわれはお手上げであった。卵採取のために腹腔鏡を行なった68人中わずかに2人が正常出産という低成功率であったにせよ,このような患者に明るい希望を抱かせるものである。腹腔鏡を挿入し,さらに他の所から卵採取のために細いチューブを卵胞腔に挿入して吸引し,採取された卵胞液を待機しているDr・Edwardsに渡し,彼が卵の存在を確認して,受精を行なう。3日後の午後10時以後の夜間に受精分割卵を子宮腔内に入れるというものである。

胎児・胎盤系のホルモン/産婦人科臨床における遺伝学

著者: 佐竹実

ページ範囲:P.876 - P.876

■Placental Hormones and their Role in Fetal Growth including Fetoplacental Unit
 第9回FIGOは各国の第一線の学者を集め,最新の多数演題発表があり,今後の産科婦人科学の歩むべき方向を示唆したものとみることができる。今回,主として特別講演,セミナーを勉強する機会をえたので,うち1題について感想をのべてみたい。
 座長のKlopper教授,荒井教授は内分泌学を専攻する研究者にとってはよく知られており,わかり易い英語と堂々とした司会は賞讃に価した。演者のDiczfalusy教授は胎児・胎盤系の概説ならびに妊娠時のステロイド生合成・代謝について解説したが,過去の業績は現在も十分生かされていることを強調しておられた。矢内原助教授は中山教授門下で胎児・胎盤系に関与する多数のステロイドを測定し,妊娠中の病態生理を追求している学者であることは有名である。胎児・胎盤系で生成されるステロイドは多岐にわたり,複雑化しているが,各種のステロイドが影響を及ぼし合いながら,estrogen生成に関与しているようである。彼は,E3値のみもしくは単独ステロイド測定による診断には限度があることを示した。

子宮内感染と児の異常/種々雑感

著者: 吉田啓治

ページ範囲:P.877 - P.877

■Intrauterine Infection (Maternal Infection and fetal Anomalies)
 第9回東京大会は,およそ100ヵ国,5,000人以上の産婦人科医とその関係者が参加していたという。
 印象に残ったエピソードとしては,大会最終日の31日の午前中のセミナーで,突然投影機が故障しスライドがなかなか出ないことがあり,座長が「大変驚きました。日本でもこんなことが起こるとは…」ともらし,会場には笑いとどよめきが起こった。以後はかえってリラックスした雰囲気がただよい,和やかなdiscussionの場となった。

原著

ヒト精巣性女性化症のH-Y抗原に関する研究

著者: 是澤光彦 ,   佐藤正仁 ,   小池貞徳 ,   神保利春 ,   水野正彦 ,   坂元正一

ページ範囲:P.879 - P.882

 純系マウスを開いて,同系内で皮膚移植を行なうと表1のごとく,雌から雌,雄から雄,雌から雄への移植片は活着するが,雄から雌への移植片のみが脱落することより,雄には雌にない特有の抗原が存在することが発見された1)。この抗原をHistocompatibility-Y (H-Y)抗原と呼び,雌にできる抗血清をHistocompatibility-Y(H-Y)抗血清と呼んでいる。純系マウスを用いているので,常染色体は遺伝学的には同一であり,したがって,H-Y抗原は,Y染色体上の遺伝子より作られると考えられる。逆に,ある個体においてH-Y抗原の存在が証明されると,その個体においては,Y染色体上の遺伝子が機能している証拠となる。
 さて,性分化異常の一つに,精巣性女性化症Testic—ular ferminization syndrome (以下Tfmと略す)という状態がある。これは,染色体型は46XYの男性型であるが,外見は,図1に示すようにまったく正常女性と同じである。しかし,性腺は精巣から成り,内性器は欠如し,泌尿生殖洞に由来する腟下部のみが存在し,外陰形態は女性型となっている。恥毛は欠如している。

症例

最近経験した腹腔内妊娠初期中絶の2例

著者: 槇本深 ,   野村靖宏 ,   西島毅

ページ範囲:P.883 - P.885

 腹腔妊娠は全子宮外妊娠中1〜3%の頻度にみられるまれな疾患とされている。腹腔妊娠が妊娠初期に中絶することは少なく,多くは中期または末期まで妊娠が持続し,生活児をうることも少なくないといわれるが21),腹腔妊娠に関する報告は,妊娠中・後期まで持続した腹腔妊娠例についての手術法や胎盤処理に関するものが多く1〜20),妊娠初期に中絶した症例の報告はきわめて少ない21〜25)
 最近われわれは,相ついで2例の腹腔妊娠初期中絶例を経験したので,いささかの考察を加え報告する。

薬の臨床

新しく開発されたE3—LAIR法(E3 SLIDE)の検討—E3—HAIR,E3KIT,E3−16—G direct RIAとの比較

著者: 大森研二 ,   本庄英雄 ,   坂井千秋 ,   塚本克美 ,   岡田弘二

ページ範囲:P.887 - P.890

 妊娠末期の胎児一胎盤機能の異常の有無を知るために赤血球凝集阻止反応(HAIR)を利用したestriol (E3)の半定量法が日常的に用いられる検査となってきた1,2)。最近,迅速性,簡便さにおいて非常に有用であるラテックス凝集阻止反応(LAIR)を用いたE3の半定量法が開発されつつあるが,われわれは,帝国臓器製薬が開発したE3 SLIDEとE3−16—glucosiduronate (E3−16—G)のdirect RIAなどとを比較・検討し,若干の成績を得たので報告する。

トピックス

Ovarian Remnant Syndrome (卵巣遺残症候群)

著者: 田部井徹

ページ範囲:P.890 - P.890

 婦人科手術において,成熟婦人の両側卵巣を摘除せざるをえないのは,内性器の悪性腫瘍に対する根治手術あるいは乳癌などのように卵巣ホルモン依存性の強い悪性腫瘍に対する去勢手術などの場合である。また,卵巣良性腫瘍,子宮筋腫あるいは子宮内膜症などの疾患でも,ときに両側卵巣摘除を施行することがある。
 両側卵巣摘除の術後障害としては,主として内分泌系のいわゆる卵巣欠落症状が現われる。他にまれな障害としては,1970年にShemwellとWeed1)が提唱した,Ovarian Remnant Syndrome (卵巣遺残症候群)が知られている。本症候群の患者は,前回の手術において両側卵巣摘除を施行したにもかかわらず,子宮内膜症や骨盤内癒着のため卵巣除去が不完全で,ダグラス窩などに遺残した卵巣組織の一部が嚢腫化し,骨盤内腫瘤として触知され,持続的な下腹部痛を訴えることが多い。ShemwellとWeedは典型的な本症候群の10例を報告したが,全例とも下腹部痛が前回手術後5年以内に出現し,骨盤内に嚢胞性腫瘤が認められた。治療としてX線の深部照射を施行し,多くの症例で症状が改善されたという。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く

69巻11号(2015年11月発行)

今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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