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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科33巻12号

1979年12月発行

文献概要

実地臨床手技のエッセンス 症状よりみた検査法の選択

排尿障害

著者: 山辺徹1 河村信吾1

所属機関: 1長崎大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.942 - P.944

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 排尿障害は広義には上部および下部尿路における尿排泄に関する障害を含むことになるが,一般には下部尿路における障害の際に用いられる語である。さらに臨床の実際としては,そのうちでも主として排尿不全(排尿困難および尿閉)に対して用いられ,頻尿,排尿痛,残尿感,尿失禁,排尿時の感覚異常,尿性状異常あるいは尿瘻などは別の概念として扱われがちである。
 しかしここでは下部尿路の排尿に関するすべての症状を取り上げ,産婦人科的観点から,それぞれの症状を訴えた際に考慮すべき疾患ないし状態と,施行される検査法について概説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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