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文献概要
実地臨床手技のエッセンス 症状よりみた検査法の選択
不定愁訴
著者: 蜂屋祥一1 久志本建1
所属機関: 1東京慈恵会医科大学第1産科婦人科学教室
ページ範囲:P.947 - P.950
文献購入ページに移動 日常の実地診療において,いわゆる不定愁訴で外来を訪れる患者に接する機会は多いにもかかわらず,その取り扱いにはしばしば困惑していることは事実である。
"不定愁訴の検査法の選択"について考えるとその語の示すごとく,その症状は不定,多彩であり,単一の検査法では決め手とはならず,心理,社会面の検査,自律神経機能検査,内分泌検査などを駆使した身心両面からの総合的な病態像の把握が必要である。したがって本稿では,まず,不定愁訴の全般的な事項にふれ,ついで診断ならびに検査の手順を私どもの行なっている方法を中心に述べることにする。
"不定愁訴の検査法の選択"について考えるとその語の示すごとく,その症状は不定,多彩であり,単一の検査法では決め手とはならず,心理,社会面の検査,自律神経機能検査,内分泌検査などを駆使した身心両面からの総合的な病態像の把握が必要である。したがって本稿では,まず,不定愁訴の全般的な事項にふれ,ついで診断ならびに検査の手順を私どもの行なっている方法を中心に述べることにする。
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