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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科33巻12号

1979年12月発行

原著

Fetal Distressに対するβ2—stimulantの投与効果

著者: 千村哲朗1 三井盾夫1

所属機関: 1山形大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.961 - P.964

文献概要

 分娩時の子宮収縮に対しβ2—stimulantsを投与し,その効果を期待する場合は,異常子宮収縮の抑制と胎児切迫仮死の治療時に分けられる。こうした目的にβ2—stimulantsを使用した報告は,10年以上前から数種類について検討されているが,最近ではorciprenaline,rito—drine,fenoterolよりterbutaline,hexoprenalineに関する報告がみられる。
 Fetal distressの治療対策としてのβ2—stimulantsに関する報告は,Caldeyro-Barcia (1969)以来試みられてきているが,その投与の治療対策としての有効性はいくつかの面から検討されている。その理由として,

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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