文献詳細
臨床メモ
文献概要
子宮筋腫は,子宮腫瘍の中で最も多く,婦人科手術の大部分を占めているが,中でも壁内および粘膜下筋腫は,受精あるいは着床を障害して不妊症の原因になっている場合が多く,筋腫患者の不妊率は一般婦人に比べ約3〜4倍であるといわれている。また妊娠歴のある場合でも既往に流早産を証明するものが多い。
壁内および粘膜下筋腫が不妊症をきたす原因として,卵管間質部閉塞はもちろん,筋腫による子宮腔の形態異常,あるいは筋腫自身による何らかの影響が示唆されているが,不明なことが多い。
壁内および粘膜下筋腫が不妊症をきたす原因として,卵管間質部閉塞はもちろん,筋腫による子宮腔の形態異常,あるいは筋腫自身による何らかの影響が示唆されているが,不明なことが多い。
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