文献詳細
文献概要
実地臨床手技のエッセンス 安全麻酔
産科麻酔の新生児への影響
著者: 新井正夫1
所属機関: 1北里大学医学部産科婦人科学教室
ページ範囲:P.187 - P.189
文献購入ページに移動 産科麻酔では,母体の疼痛排除と母児に対して安全でなくてはならない。したがって,母体管理とともに,無限の可能性を持ったintrauterinepatientあるいは新生児の管理が主体になる。
胎児ならびに新生児に対する麻酔剤の影響に関する研究は,わが国では長内国臣教授を中心としたグループの基礎的臨床的業績があり,産科麻酔に使用される薬剤の適正な使用方法が確立されて,その安全性の確保がなされている。そして産科麻酔量設定(表1)により,母児の安全な管理と起こり得る障害の予防に役立っている1〜6)。
胎児ならびに新生児に対する麻酔剤の影響に関する研究は,わが国では長内国臣教授を中心としたグループの基礎的臨床的業績があり,産科麻酔に使用される薬剤の適正な使用方法が確立されて,その安全性の確保がなされている。そして産科麻酔量設定(表1)により,母児の安全な管理と起こり得る障害の予防に役立っている1〜6)。
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