文献詳細
実地臨床手技のエッセンス 内視鏡の進歩
文献概要
最近では胎児の安全を知るために多くの情報が得られるようになった。なかでも羊水鏡は周産期における胎児管理の有益な検査法としてすでに広く日常の診療に定着している。それは操作手技が簡単であり,母児に対して障害がなく,繰り返し行なえること,観察するだけで判定が容易にできること,器具が安価であることなど多くの利点をもっているためである。
羊水鏡検査を行なえば,胎便による羊水の混濁着色と破水の有無が直ちに判定できる。しかも,前者の羊水混濁は胎盤機能不全やFetal distressの時にみられる胎児のHypoxiaを推測させるものである。
羊水鏡検査を行なえば,胎便による羊水の混濁着色と破水の有無が直ちに判定できる。しかも,前者の羊水混濁は胎盤機能不全やFetal distressの時にみられる胎児のHypoxiaを推測させるものである。
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