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文献概要
実地臨床手技のエッセンス 内視鏡の進歩
羊水鏡
著者: 橋本武次1
所属機関: 1順天堂大学医学部産婦人科学教室
ページ範囲:P.271 - P.274
文献購入ページに移動 最近では胎児の安全を知るために多くの情報が得られるようになった。なかでも羊水鏡は周産期における胎児管理の有益な検査法としてすでに広く日常の診療に定着している。それは操作手技が簡単であり,母児に対して障害がなく,繰り返し行なえること,観察するだけで判定が容易にできること,器具が安価であることなど多くの利点をもっているためである。
羊水鏡検査を行なえば,胎便による羊水の混濁着色と破水の有無が直ちに判定できる。しかも,前者の羊水混濁は胎盤機能不全やFetal distressの時にみられる胎児のHypoxiaを推測させるものである。
羊水鏡検査を行なえば,胎便による羊水の混濁着色と破水の有無が直ちに判定できる。しかも,前者の羊水混濁は胎盤機能不全やFetal distressの時にみられる胎児のHypoxiaを推測させるものである。
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