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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科33巻4号

1979年04月発行

文献概要

実地臨床手技のエッセンス 内視鏡の進歩

羊水鏡

著者: 橋本武次1

所属機関: 1順天堂大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.271 - P.274

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 最近では胎児の安全を知るために多くの情報が得られるようになった。なかでも羊水鏡は周産期における胎児管理の有益な検査法としてすでに広く日常の診療に定着している。それは操作手技が簡単であり,母児に対して障害がなく,繰り返し行なえること,観察するだけで判定が容易にできること,器具が安価であることなど多くの利点をもっているためである。
 羊水鏡検査を行なえば,胎便による羊水の混濁着色と破水の有無が直ちに判定できる。しかも,前者の羊水混濁は胎盤機能不全やFetal distressの時にみられる胎児のHypoxiaを推測させるものである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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