文献詳細
研究へのいざない・17
文献概要
実験動物の過排卵誘起法は,研究用卵子の生産方法として,体外受精,卵子の培養,受精卵子の移植,その他種々の実験に応用されている。過排卵を用いれば,正常排卵数の3〜4倍も多い卵子を1回に採取することができるので動物が節約できること,さらに処理時間を自由にできるので都合のよい日時に実験できることなどの利点がある。
現在,実験動物で過排卵誘起法が確立しているのは,ウサギ,マウス,ラット,ゴールデンハムスターの4種類で,その他1,2の動物にも試みがある。
現在,実験動物で過排卵誘起法が確立しているのは,ウサギ,マウス,ラット,ゴールデンハムスターの4種類で,その他1,2の動物にも試みがある。
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