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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科33巻4号

1979年04月発行

原著

Clomid授与量および授与周期と流産率との関係について

著者: 田中俊誠1 藤本征一郎1 桜木範明1 一戸喜兵衛1

所属機関: 1北海道大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.299 - P.301

文献概要

 Kistner and Smith1)and Greenblatt2)がClomidの使用経験を発表して以来Clomidが不妊婦人,および無排卵婦人に対して果たした役割りは測りしれないほど大きい。しかし,Clomidによる排卵誘発後妊娠では流産率が高くなることが多くの研究者により報告されている3〜9)。その原因は現在全く不明である。Clomidの授与量,および授与周期数と流産率との関係について追求した報告はない。今回われわれはClomid治療回数と流産率との関係を検討した結果,興味ある知見を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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