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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科33巻5号

1979年05月発行

症例

子宮頸部のverrucous carcinomaの1例

著者: 岸恭也1 乾貞治1 保田正憲1 乾泰延1 古田則明1 藤田秀樹1 伊井邦雄2

所属機関: 1徳島大学医学部産科婦人科学教室 2徳島大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.399 - P.402

文献概要

 Verrucous carcinomaは本来は転移はまれでslowly growingであるが,放射線によって急速に異型化が進行する例が多いことで注目されている疾患である。子宮頸部においては今までに欧米で15例,わが国で3例報告されているが,分化型頸癌や尖形コンジローマとの鑑別が困難で,頸癌の中に混入され,十分に検討されずに放射線療法を受ける例もあるものと思われる。著者らは最近1例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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