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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科33巻6号

1979年06月発行

文献概要

実地臨床手技のエッセンス 感染症管理へのアドバイス

産科感染症—その病像と鑑別

著者: 吉田茂子1

所属機関: 1東京女子医科大学産婦人科学教室

ページ範囲:P.429 - P.433

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 産科感染症および新生児感染症は,妊産婦の保健衛生の向上や,新生児医療のめざましい進歩によって,著明に重症感染症が減少してきている。また近年の抗生物質の発達とともに感染起炎菌も大きく変遷してきた。さらに病原微生物の疫学的進歩は,先天性感染の出生をも診断可能とし,種々の産科感染症が,将来児の発育過程において,身体的,精神的障害の一因子を構成するであろうことが判明しつつあり,産科感染症および新生児感染症がこれらの問題に対して重要視されている。産科でみられる最近の話題の感染症の中から,細菌および微生物によるもの,ウィルスによる主な感染疾患につき,その特性をあげ,自験例や種種の文献の中から取りあげてみた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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