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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科33巻6号

1979年06月発行

文献概要

実地臨床手技のエッセンス 感染症管理へのアドバイス

婦人科感染症—その病像と鑑別

著者: 佐竹実1

所属機関: 1札幌医科大学産婦人科学講座

ページ範囲:P.434 - P.438

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 婦人科領域の感染症には腟・外性器感染症,尿路感染症,骨盤内感染症,術後感染症などがあるが,性器ヘルペスウィルス感染症,手術室勤務者のB型肝炎に対する問題もあげられる。最近における患者管理の向上,手術手技の改善,抗菌化学療法の発展ならびに手術室の無菌志向技術の導入などにより,婦人科感染症の頻度は減少傾向が認められるものの,感染起炎菌の変貌,耐性菌の増加,重症難治症例や感染防御機構低下症例の増加などがみられ,疾患の病態診断は,重要な問題となっており実地管理上の諸点について述べてみる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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