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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科33巻7号

1979年07月発行

実地臨床手技のエッセンス 内分泌異常の診かた

視床下部下垂体系—検査法と手技の実際

著者: 水口弘司1

所属機関: 1東京大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.525 - P.531

文献概要

 婦人科臨床における視床下部・下垂体機能検査の目的は,性機能障害を正しく診断し,正確な病態分析のもとに正しい治療へ導くことにある。間脳下垂体は性機能調節上最も重要なゴナドトロピン,および性機能に影響を及ぼすほかのホルモンを分泌している。したがって,ゴナドトロピンを中心とした下垂体ホルモンの基礎値の測定,および各種の負荷試験は,性機能障害の診断と治療のうえで不可欠である。
 間脳下垂体機能検査の対象は,臨床的に下垂体の器質的・機能的障害が考えられるすべての症例である。したがって,婦人科臨床では,無月経,排卵障害などの疾患を中心として,その病態を分析することが目的となる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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