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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科33巻8号

1979年08月発行

雑誌目次

指標

超音波断層診断—最近の動向とその臨床応用

著者: 竹内久彌

ページ範囲:P.585 - P.594

 初めて超音波による生体の映像化に成功したのはDussikであるといわれ,その報告が行なわれた1949年から今年はちょうど30年目にあたる。その間,超音波診断法は着実に発展し,普及を見ており,ことにわが産婦人科領域では現在,名実ともに日常診断法の一つになりつつあるといってよかろう。
 1967年ころから超音波ドプラ胎児心拍検出装置が市販され初め,2〜3年という短期間に産科診察室の必需品となった経過はなお記憶に新しいところであるが,一昨年来の電子スキャン装置の普及ぶりもこれを思い出させるに十分なほどの,一種のブームといえる様相がみられる。1976年に電子スキャン装置の実用的普及型が登場したとき,筆者1)は産婦人科における超音波断層法の第2ラウンドがいよいよ開始されたことを述べた。それまで,その有用性は認められながらも,手技と装置の点から普及に難点のあった超音波断層法が,階調性断層法や高速走査法などのような技術的進歩により大きく前進し,ことに電子スキャン装置は超音波断層法の普及に大きく貢献すると考えられたからである。そして,現在その予想は適中し,超音波断層法がほぼ日常的に利用されるのに今後何年間も必要としないであろうと思われる現状にある。

実地臨床手技のエッセンス 分娩管理へのアドバイス

分娩管理の背景的な諸問題

著者: 小林隆

ページ範囲:P.595 - P.598

 産科学の進歩とともに,分娩の管理法も隔世の感を禁じえないほど近代化してきた。たとえば分娩のME的モニタリングは今やルーチン化しており,現在はそのテレメーターリングが志向されている。E3やHPLの測定からさらに進んでDe—hydroepiandrosterone acetate (DHA-S)の静注による胎児胎盤系の機能検査,妊娠時のノンストレス的およびストレス的児心拍連続曲線による胎児リスクの発見,子宮頸管の熟化や開大度の指数化によるBishopスコアやFriedmanの頸管開大曲線の活用,羊水の穿刺によるサーファクタント,諸酵素および染色体などの分析による胎児の未熟性や先天異常の分娩前診断,胎児の血液ガスの測定による仮死の重症度分類など,まさに枚挙にいとまがないほどであり,これらは近代産科学が自負する進歩した診療テクノロジーである。
 しかし,実際の分娩臨床においては,これらの進歩した方法論が完備したにもかかわらず,いろいろなつまずきやトラブルが絶えないことも事実である。その原因は筆者の考えでは,分娩という肉体的で植物的なダイナミックの運動現象も,結局は人間的営みとしてまことに複雑で奥深いものであり,われわれが簡単に薬剤や器械で割り切れる対象ではないということであろう。

鉗子分娩

著者: 小畑英介

ページ範囲:P.599 - P.602

 妊産婦の管理を行なううえで,分娩の管理はきわめて重要な位置を占める。妊娠中の管理はもちろん大切であるが,いかに妊娠中に完全な管理を行なっても,分娩時に管理を誤れば,母体も,胎児も危険に陥り,最悪の場合は死亡にいたる可能性を含んでいる。死を免れたとしても,脳性麻痺のような後遺症をのこす危険がある。したがって産科医としては,分娩の管理には細心の注意をはらい,各種の検査成積や,ME機器を駆使して,完全な管理を行なうとともに,産科手術の技術にも熟達するよう努力すべきである。鉗子手術にしても,その技術の巧拙が予後に影響することは,しばしばあると思う。

吸引分娩

著者: 塩島令儀

ページ範囲:P.603 - P.605

 吸引分娩術は今日では,主として頭位分娩時の急速遂娩に行なわれる最も一般的な産科技術の一つである。したがって吸引分娩器は産科を標榜する医師の備える不可欠な器具であるともいえる。

骨盤位分娩

著者: 山村博三

ページ範囲:P.607 - P.611

 骨盤位経腟分娩児の死亡率・罹病率(頭蓋内出血・骨折・呼吸障害・神経障害など)が,頭位分娩児にくらべて一般に高率であるといわれる(雨森13))。したがって,骨盤位分娩の管理の目的は,これらの高率を低下させることにある。

帝王切開

著者: 藤原敏郎 ,   林知節

ページ範囲:P.613 - P.616

 従来は,経腟分娩こそ産婦人科医の腕の見せどころという考え方もあったと思うが,必要なときにはそれにこだわることなく,いさぎよく帝切に踏みきるべきであり,われわれはここ何年間か鉗子手術は経験しておらず,吸引分娩か帝切のみである。吸引分娩では不能でも鉗子では分娩可能という例も当然あるが,そのような例に鉗子分娩を行なうのが良いか帝切の方が良いかということも当然考えねばならない。従来の出口鉗子は,吸引分娩におきかえられるとすれば,鉗子を必要とするのは,高位鉗子その他特別の鉗子手術であり,これは経験によれば児の予後に対して問題が多すぎる。したがって近年帝切の頻度が増加していることは当然のことであり,国内はもちろん国外においても同じ傾向である。最近一般の生活設計のありかたや分娩に関する医事紛争のことなどが一層その傾向を助長していることも否めない。
 帝切は始めから終わりまで視覚下で習熟させられるのに対して,鉗子手術の習熟にはファントームの使用によっても粗雑であり,シミュレイターのようなものが考案されなければ鉗子手術を教えることのできる医者も減ってしまうことも考えられる。

会陰・腟裂傷の縫合

著者: 尾島信夫

ページ範囲:P.617 - P.620

Ⅰ.会陰切開術との関連
 腟会陰裂傷の縫合は,腟会陰切開術の普及とともに,分娩取扱い上,日常の茶飯事であり,産科医にとっては,主婦の飯炊きと同様あきるくらいやらされていることである。米国では,学生やインターンにも実習させて,医師としての必習技術としているようだが,しかしうまい御飯の炊き方はプロでも苦労するように,本当に全部の産婦が退院時にきれいな傷あとでちゃんと歩いて帰れるように「できます」と自信のあるかたは割合い少ないと思う。
 昔のように押しかえし押しかえし,出ようとする児頭を圧迫して会陰保護に熱中していた時代と異なり,複雑深刻で手をつけかねるような会陰裂傷ができてから「さあ先生縫って下さい」ともってこられるようなことはなくなったが,正直にいえば,自然の腟会陰裂傷を生じるのは分娩管理上のミスであって,必要な例には適当な麻酔のもとに腟会陰切開を行ない,分娩終了直後に縫合術を行なうのが理想であろう。

胎児・新生児管理—産婦人科医の立場から

著者: 室岡一 ,   石川孝次

ページ範囲:P.621 - P.627

 適切な分娩管理を行なうことは周産期の児の障害や仮死率減少,死亡率減少のためであって,産科医が日常診療中最も配慮する点である。分娩経過は一例一例において異なり,いずれにおいても画一的な取扱いはできない。われわれは妊産婦および胎児・新生児に起こりうる障害の原因と異常発現の把握,それに対する適切な処置・対策を必要とする。そこで産科の日常診療に際し,胎児・新生児管理について忘れてはならない心構え,注意点など述べてみたい。

新生児管理—母子相互作用の重視

著者: 竹内徹

ページ範囲:P.629 - P.633

 1977年12月米国医師会(American Medical As—sociation,AMA)の政策委員会は,出生後の母子結合(mother-infant bonding)の重要性を支持する声明書を採択したことを報告している1)。すなわち同AMA委員会代表は,各病院の医療従事者に対して,病院分娩を人間性にかなったものとする(humanize)ため,必要ならば新しいguidelinesを作製するよう要請している。同声明書は,母子結合の重要性を確認したうえで,母親は(もし分娩に立ち会えば父親も),自分の子どもと生後できるだけ早期から,皮膚接触(skin-to-skin contact)および視覚接触(eye-to-eye contact)を促進するため,可能なかぎり多くの時間を母子(または親子)ともに過ごすことができるよう配慮すべきであることを勧めている。このことは今日米国においてみられる自宅分娩(home delivery)ないし自然分娩(nature birth)を目指した,一部のいきすぎたlayman的運動に対して,歯止めをしようとする努力以上に大きな意味を持っていることはいうまでもない。
 わが国においては,施設分娩に対しては古くから母子同室制の管理方式について議論が行なわれてきたが,強調点は,どちらかといえば結局は感染防止や病院管理上に置かれていたことは否定できない。

乳房管理—桶谷式乳房治療手技

著者: 橋口精範

ページ範囲:P.635 - P.639

 生まれた新生児を母乳で哺育するということは,哺乳動物にあってはごく自然の姿といえる。ヒトでは,社会性を背景としたさまざまな要因により母乳分泌量が減り,母乳哺育をあきらめてしまうものもあるが,その一因として,母乳の意義を知り,母乳で育てたいという母親の願いがあるにもかかわらず,施設の都合により,母乳分泌の促進に対する重点的な指導があまり行なわれず,生後すぐ粉ミルクを与える(表1)などの現況があることにもよるであろう。
 母乳哺育をめざすとき,妊娠中から産褥期へかけての乳房管理は重要であり,周産期を管理する立場にある医師,助産婦などの適切な褥婦指導が必要である。

トピックス

閉経以後のestrogen投与は心疾患危険因子を減少させる

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.602 - P.602

 経口的に投与可能なestrogen (pre—marinなど)が出現して以来,更年期障害や老化防止の対策などに多く用いられてきている。1970年代のアメリカの報告によれば,閉経以後のアメリカの婦人約3,000万人のうち,3分の1はこれらのestrogenを用いていると考えられている1,2)。しかし,これらの婦人にestrogenを長期間投与すると,子宮内膜癌の発生の危険性が増大するともいわれ3,4),この使用には注意しなければならない点である。
 このように老化防止と発癌との相反した作用があるが,estrogenは若年性の卵巣摘除例に,心障害の予防にも用いられているごとく,心血管系にも何らかの作用があるはずである。とくに閉経以後の婦人の死因に心血管系の疾患が大きな頻度を占めており,これらの婦人にestrogenを長期間投与したときのcholesterolや血圧などに及ぼす影響を知ることは興味あることである。しかし,閉経以後の婦人で老化防止などにest—rogenを用いている者と用いていない者との間には,社会・経済的な問題や,身長・体重,医学的関心度など,異なるために必ずしも容易に結論を出しえない欠点があった。

月経困難症に対するメフェナム酸の臨床効果

著者: 田部井徹

ページ範囲:P.640 - P.640

 月経困難症は,原因のはっきりしない機能的障害と思われる原発性と子宮筋腫,子宮内膜症,骨盤内の炎症癒着などの器質的原因によって起こる続発性とに大別される。器質的な場合にはその原因を外科的に除去すると,疼痛などの症状が緩和することが多い。一方,原発性月経困難症とくに疼痛などに対しての治療は,ピリン剤,ブスコパンなどの鎮痛鎮痙剤あるいは非ステロイド系消炎鎮痛剤を投与する。また一般に無排卵性月経は疼痛を伴わないので,月経困難症患者にエストロゲンやゲスターゲンなどのホルモン剤を投与し,排卵を抑制すると疼痛が緩和する。
 月経困難症の疼痛は,プロスタグランディン(PG)を投与したときにみられる子宮収縮による疼痛とよく類似しており,子宮内膜の全面掻爬により消失することが多い。さらに月経困難症患者における子宮内膜のPG濃度および血中の代謝物濃度は正常婦人より高値を示し,とくに子宮収縮に関係の深いPGEおよびFの子宮内膜濃度は分泌末期,月経期の方が増殖期に比べて高い。以上のような一連の事実から月経困難症の発生と子宮内膜におけるPGEおよびFとの関連性が示唆された。

症例

腟細胞診より推測し得た比較的早期卵巣癌の1例

著者: 落合和彦 ,   伊藤良彌 ,   寺島芳輝 ,   大高東皓 ,   福島和夫 ,   高野利典 ,   岡崎孝江 ,   岩本和子

ページ範囲:P.641 - P.645

 一般に腟細胞診のうえで卵巣癌細胞を認めることはまれであり,またその報告例も少ない1〜9)。増渕5)をはじめとして,諸家の報告を見ても,腹水の貯溜した例や,進行癌の場合が多い点を考慮すると,腟細胞診上,早期卵巣癌の発見は不可能のように思われる。しかしながら,今回われわれは,肉眼的に腹水貯溜を認めず,片側卵巣内に限局した,いわゆるStage Ia卵巣癌と推定された症例において,腟細胞診上卵巣癌細胞を認めたので報告する。

薬の臨床

黄体機能不全の高単位hCG療法

著者: 吉沢浩志 ,   高橋威 ,   岸博士 ,   森田和雄 ,   鳥取孝成 ,   須藤寛人 ,   佐藤芳昭 ,   竹内正七

ページ範囲:P.647 - P.650

 不妊症,不育症の原因は多岐にわたるが,黄体機能不全もその一因として重要視されている。黄体機能不全症の不妊機序としては,黄体機能に欠陥があると,子宮内膜の妊卵着床準備が不十分となり,着床が障害され,その結果不妊となる可能性1)が指摘されている。
 黄体機能不全の成因,病態,臨床像などについて多くの研究が行なわれているが,いまだ定説はなく,臨床的に黄体機能不全を診断する基準も明らかにはなっていない。従来より黄体機能不全の診断として,BBT,子宮内膜組織診,progesterone,estrogen測定などが行なわれているが,一般にはBBTによって黄体機能不全を疑い,治療が施行されているものが多く,その治療法はproge—sterone療法,clomiphene療法,hCG療法などが主である。

FIGO topics

第9回国際産科婦人科連合世界大会最新予告

ページ範囲:P.652 - P.653

期日
 昭和54年10月25日(木)−31日(水)

臨床メモ

両側卵巣摘出術後のpremarine代償療法

著者: 佐藤直樹

ページ範囲:P.654 - P.654

 婦人科領域では,閉経前の患者に両側卵巣摘出術を実施することが多いが,このような場合にはエストロゲン代償療法として,術後prema—rineの長期投与が広く行なわれている。これは術後の低エストロゲン血症を改善し,同時にエストロゲンのpositive feedback作用で術後の高ゴナドトロピン血症を抑制し,できるだけ術前の内分泌環境を回復させようとするものである。しかし,このために必要なpremarineの最適量に関しては多くの報告があるが,不明な点が多い。
 この問題に関して,W.H.Utianらは,正常性周期のある45〜53歳までの患者で,両側卵巣摘出術を実施したもの11名に,術後8日目からpremarine 0.3,0.625,1.25,2.5mgのそれぞれを2週間投与し,血中Estradiol (E2),FSH,LH値を指標にして,その適量を検討している。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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