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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科33巻9号

1979年09月発行

実地臨床手技のエッセンス Office Gynecology

座談会

Office Gynecology—現状と将来への展望を語る

著者: 藤井純一12 阿部実34 小山達人56 橋口精範7

所属機関: 1藤井産婦人科医院 2前長崎大学産婦人科学 3赤坂レディスクリニック 4前北海道大学産婦人科学 5新宿ウィメンズクリニック 6前東京医科大学産婦人科学 7獨協医科大学産婦人科学

ページ範囲:P.701 - P.715

文献概要

 橋口 今回,本号は,「Office Gy—necologyの現状と将来」というテーマを特集しており,座談会はこれからの実地臨床のあり方の模索というようなことでいろいろお話を伺いたいと思います。
 このテーマがとりあげられた背景を考えてみますと,最近の出産率の低下,患者の大病院志向,さらには医療事故の問題,それに医療従事者の不足,というようなことなどもありますので,産婦人科を開業している第一線の先生方は,従来からやってこられている診療形態もある意味では転換期にきているんではないか,これからは,いわゆる細分化された専門分野においていろいろ活躍していかれることが必要ではないかというようなことも考えられますので,そういう点で,このOffice Gynecolo—gyという問題が,主として都会を中心に大きくクローズアップされてきているような感じがするわけです。そういうことでこれからの産婦人科医療の問題点ならびに将来というようなことで,いろいろお話を伺っていきたいわけです。順序といたしまして,まず先生方に自己紹介もかねて,開業された動機などからお話しをうかがっていきたいと思います。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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