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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科33巻9号

1979年09月発行

文献概要

綜説

Neonatal desquamationの産科的背景

著者: 木村好秀1 牛山三枝子2 井口いゑ子2

所属機関: 1都立大塚病院産婦人科 2前市立岡谷病院産婦人科

ページ範囲:P.721 - P.729

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 周知のとおり出生時ないし出生後の新生児の皮膚には種々の変化がみられるが,なかでも生下時すでに表皮の剥脱が著明なものや,徐々に皮膚の乾燥・亀裂・葉状落屑の認められるものがある。
 1954年Clifford1)は,これらの新生児の皮膚症状と羊水混濁による皮膚,爪,胎盤などの黄染や細身な体型を胎盤機能不全症候群と名づけて報告し,その原因を胎盤機能不全による栄養素の供給低下やhypoxiaに求めている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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