icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科34巻1号

1980年01月発行

文献概要

FIGO TOPICS 私が感銘を受けた講演

卵胞破裂機序の新知見/産科学と家族計画における社会的問題

著者: 森崇英1

所属機関: 1京都大学医学部産婦人科学産科学教室

ページ範囲:P.72 - P.72

文献購入ページに移動
The role of enzymes in follicle rupture by Lars Bjersing (Sweden)
 排卵のメカニズムは,その臨床的重要さに加えて,生命科学的アプローチを試み得る恰好の生体現象であるため,過去において生殖に関係した学会では常に主題の一つとなってきた。今大会でも卵胞破裂機序がセミナーの一つに取り上げられ,新しい知見と新しい問題提起が行なわれた。
 Mastroiani,Nakano両教授の司会のもとに,Okamura(Japan),Bjersing (Sweden),Wallach (U.S.A.),Cou—tinho (Brazil)の4人の演者が,それぞれ専門とする方法論を用いて,卵胞破裂のメカニズムを解析した知見をレビュー的に紹介,さすが斯界の第1人者の講演とあって,いずれ劣らぬ充実した内容であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?