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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科34巻10号

1980年10月発行

Modern Therapy 妊娠中毒症--EPH gestosis

妊娠中毒症の薬物療法の変遷

著者: 森憲正1

所属機関: 1宮崎医科大学産科婦人科学教室

ページ範囲:P.759 - P.762

文献概要

 妊娠中毒症はその成因に関する多くの研究にもかかわらず,今なお本態は解明されず,"学説の疾患"のままである。しかし治療の面では,対症療法の域を出ないとはいえ,予防法も含めて,進歩した薬物療法により,頻度は著減し,予後も従前に比べると著しく改善されてきている。
 かつて学んだ子癇の代表的治療法に,Stroganoff法,Rissmann法,勝矢法などがあり,臨床上忘れてはならないものとされていたが,現在ではすでに教科書からもそれらの名前すら消え去っており,ここ約30年間の薬物療法の変遷には著しいものがある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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