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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科34巻11号

1980年11月発行

文献概要

トピックス

Febrile morbidityとFever index

著者: 田部井徹1

所属機関: 1自衛隊中央病院,産婦人科

ページ範囲:P.872 - P.872

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 産婦人科領域における感染症は,術後感染症として発生することが多い。術後感染症の主なものには,創感染,子宮旁結合織炎,死腔炎,腹膜炎,腟断端部感染および尿路感染などがある。術後感染の存在は,発熱,局所症状および白血球数,CRP,赤沈などの検査所見から推定されるが,病巣からの病原菌が証明されれば確定的である。
 術後感染の予防あるいは治療の目的で各種の抗生物質が使用されている。しかし感染の有無あるいは抗生物質の予防効果を示す適切な指標がないために,抗生物質の有効性あるいは臨床効果などに関する研究はあまりない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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