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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科34巻12号

1980年12月発行

Breast Feeding・9

小児科医より産科医への提言(2)—母乳哺育の未来を考える

著者: 澤田啓司1

所属機関: 1日本総合愛育研究所

ページ範囲:P.934 - P.937

文献概要

理想的な母子管理システムを求めて(つづき)
 産科領域に属していることで,小児科領域とかかわりのあることはたくさんある。妊娠中の母体管理の問題も,分娩時の取扱いも,間接的に児に及ぼす影響が大きい。特に妊娠中の母体の疾患の治療と,それに用いられる薬剤,検査手技,手術などが,胎児に及ぼす影響は周知のことであるし,帝切分娩や,薬物による無痛分娩が,呼吸窮迫症候群やsleeping babyを招来し,それが児の予後に影響することもよく知られている。
 そのような,純粋に産科領域のことはさておいて,いくつか産科の方にお願いしたいことがある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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