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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科34巻12号

1980年12月発行

症例

手術・放射線・化学療法などの併用により長期の生存期間をえた腟原発悪性黒色腫の1例

著者: 森宏之12 中川真1 杉本充弘1 岡井崇1 合阪幸三1 植田国昭3

所属機関: 1長野赤十字病院産婦人科 2現在東京大学医学部産婦人科学教室 3現在東京都立駒込病院婦人科

ページ範囲:P.944 - P.946

文献概要

 悪性黒色腫は,本邦においては比較的まれな疾患であり,しかも腟に原発するものはわずか数例を数えるにすぎない。また本疾患の予後は極めて不良であるとされているが,われわれは,手術・化学・放射線・免疫療法を合わせ行なった結果,5年もの長期にわたる生存期間をえた悪性腟黒色腫を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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