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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科34巻12号

1980年12月発行

文献概要

症例

臍帯の限局性過度捻転・狭窄の2症例

著者: 西川義雄1 下里直行1 松本清1 佐藤優1 土田容子1

所属機関: 1県立奈良病院産婦人科

ページ範囲:P.949 - P.951

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 胎児への酸素および栄養分の代謝交換路である臍帯には,過長あるいは過短臍帯,結節,過捻転,狭窄,巻絡,脱出などさまざまな異常が存在し,ときにはこれらを原因とする子宮内胎児死亡や分娩時の児仮死,さらには新生児死亡がみられることがある。
 われわれは,これらの臍帯異常のうち,比較的まれとされている臍帯の過度捻転・狭窄1,6)の2例(図1)を続けて経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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