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男性ホルモン刺激の生物学的指標としての陰核指数
著者: 広井正彦1
所属機関: 1山形大学医学部産婦人科
ページ範囲:P.234 - P.234
文献購入ページに移動 各種の血中ホルモンが容易に測定可能になると,臨床的な観察をおろそかにして,ホルモン分泌の動態から疾患の病態を論じがちである。しかし,これらのホルモン動態よりも身体にあらわれる臨床的特徴の方がより重要な病態像を示していることが多い。
その一つに婦人で過剰なandro—genが分泌されてくると,皮脂腺の分泌亢進,ニキビ・筋肉の発達,頭部の発毛の減少,陰核肥大などであらわれてくるが,とくに陰核の肥大は大きさを簡単に測定できるために,androgenとの相関で注目されてきている。
その一つに婦人で過剰なandro—genが分泌されてくると,皮脂腺の分泌亢進,ニキビ・筋肉の発達,頭部の発毛の減少,陰核肥大などであらわれてくるが,とくに陰核の肥大は大きさを簡単に測定できるために,androgenとの相関で注目されてきている。
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