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学会印象記
第6回国際内分泌学会—オーストラリア・メルボルン市にて開催
著者: 田部井徹1
所属機関: 1国立病院医療センター・産婦人科
ページ範囲:P.313 - P.313
文献購入ページに移動 第6回国際内分泌学会が,昭和55年2月10日から16日までの一週間,オーストラリアのメルボルン市で開催された。本学会は第一回のコペンハーゲン(1960年)に引続き,4年ごとに世界各地で開催されている。著者は,10年間の滞米期間中に第3回のメキシコ,4回のワシントン,5回のハンブルグの学会に続けて出席する機会を得たが,今回は科学技術庁国際研究集会派遣研究員として参加した。開催地のメルボルン市はオーストラリアの東南部に位置し,シドニー市につぐ第2の都市である。現在オーストラリアの総人口は日本の約1/10の1,350万人余で,1km2当たりの人口密度は2人以下で,日本の280人に比べ極めて低い。季節は日本とは全く逆の晩夏であり,樹々の葉が黄色く色づきはじめていた。
市の中心を市電が走り,市全体がのんびりとした雰囲気であった。オーストラリア英語は,なまりが強く,メルボルン(Melbourne)のRが抜けメルボンになり,"A"は"I"に近く発音されたりするので慣れるまではとまどう。レストランの入口にBYOという文字を見出すことがあるが,Bring your own (liquor)の略であり,客はアルコール類を自分達で前もって持参しなければ飲むことができない。
市の中心を市電が走り,市全体がのんびりとした雰囲気であった。オーストラリア英語は,なまりが強く,メルボルン(Melbourne)のRが抜けメルボンになり,"A"は"I"に近く発音されたりするので慣れるまではとまどう。レストランの入口にBYOという文字を見出すことがあるが,Bring your own (liquor)の略であり,客はアルコール類を自分達で前もって持参しなければ飲むことができない。
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