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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科34巻5号

1980年05月発行

雑誌目次

指標

悪性腫瘍治療におけるhyperthermiaの意義(その1)—その現況と将来性

著者: 野澤志朗 ,   宇田川康博 ,   栗原操寿

ページ範囲:P.333 - P.341

 現在,婦人科領域悪性腫瘍の治療の中心は手術および放射線療法であるが,しかし,手術不能の進行あるいは末期癌患者の治療法となると,化学療法や免疫療法が注目されているとはいえ,いまだ決定的なものとは見なし難い。特に放射線および化学療法では正常細胞,臓器にも影響を及ぼすため,合併症がある場合や衰弱している患者では,かえって重篤な副作用のために期待した効果が得られないばかりか,不測の転帰をとる場合もないとはいえない。そのために正常細胞にはほとんど影響を及ぼさず,悪性細胞だけに選択的に傷害を与えるような治療法の確立が待ち望まれている。そこで本稿ではその条件を満足させ得る可能性のある治療法の一つとして最近急速に注目を集めているhyperthermiaについて,その歴史的背景と現況並びに将来への展望を中心に,われわれの予備実験の成績をも含めて2回にわけて概説してみたい。本号ではhyperthermiaの歴史的背景と諸外国およびわが国における現況を臨床レベル,実験腫瘍レベル,in vitroでの細胞レベルに分けて述べ,次号ではわれわれの培養細胞を用いた実験結果とともに,hyperthermiaの作用機序,将来への展望などについてふれてみたい。

Modern Therapy 症候群の取扱いをめぐって

身長発育の異常を伴う症候群

著者: 日比逸郎

ページ範囲:P.343 - P.351

 身長発育の異常を伴う症候群ということであるが,小児では身長発育の異常を伴わない症候群のほうがまれである。たとえばSmith1,2)が集録している161種類の先天性奇形症候群をみても,低身長を必発とするものが72種類,低身長を伴いうるものが18種類,高身長を伴うものが5種類で,計95種類の奇形症候群が身長発育の異常を伴っている。表1〜4にその概略を表示したが,これらの奇形症候群に伴う身長発育の異常は治療の方法がない。この中の多くのものが,広義の低出生体重小人症(Low-Birth-Weight Dwarf)のカテゴリーに属し,small for dateで出生するものが多い。しかしわれわれが日常遭遇する低出生体重小人症の大部分は,いくつかの非特徴的な小奇形を合併することはあっても,これらのどの症候群にも分類不能の非特微的な症例が大部分である。
 内分泌異常も小児ではほとんど常に身長発育の異常を伴うといってよく,成長ホルモン過剰による下垂体性巨人症,その欠乏による下垂体性小人症はもちろん,Graves病・Addison病・性腺機能不全症では身長発育の促進傾向,性早熟症では身長発育の一過性促進と究極身長の低下,甲状腺機能低下症・尿崩症・クッシング症候群では身長発育の低下が認められる。

肥満あるいはるいそうを伴う症候群

著者: 河上征治

ページ範囲:P.353 - P.357

 産婦人科領域において肥満やるいそうを伴う症候群の主なものをあげると以下のようになる。
 肥満を伴うもの:Fröhlich症候群,Cushing症候群,肥満無排卵症候群,Stein-Leventhal症候群,Laurence-Moon-Biedl症候群。

性分化異常を伴う症候群

著者: 水野正彦

ページ範囲:P.359 - P.363

 出産に立会った医師や助産婦は,新生児が誕生すると,"男の子さんが生まれました"とか,あるいは"可愛いい女の子さんです"とかいって,ただちに性別を告げるのが普通である。この際の性別は,いうまでもなく外性器の形態によって判定されており,通常はそれで間違いはない。
 しかし,1,000の分娩に2例ぐらいの割合で性分化異常のために,性別の判然としないものが存在する。この中には,外性器の形態が男女いずれとも決定し難いものや,外性器の性別は比較的明瞭であるが,性腺の性別や性染色体がそれとが逆の症例などが含まれる。このような場合には,医師や助産婦の判断が,生まれた子の将来にきわめて重大な影響を与えることが少なくない。ヒトは,法律上あるいは社会生活上,男か女かそのいずれかに区別して取り扱われるが,その根拠は出生後14日以内に市町村役場に届けられる出生届けでの性別の記載にあるからである。性分化異常には,治療すれば治し得る先天性副腎性器症候群のようなものから,絶対に治し得ない性染色体異常を伴う症候群までにいたるさまざまな種類があるが,これらの症例の予後は,出生時に診断がついたものと,思春期以降になって種々の理由から性別の転換を行なわなければならなくなったものとでは,大きく異なってくる。したがって,出生時の性別の判断は慎重でなければならぬし,少しでも疑わしいところがあれば,専門医の診断を仰ぐことが大切である。

多毛を呈する症候群

著者: 仲野良介

ページ範囲:P.365 - P.368

 多毛を呈する疾患,あるいは症候群は数多いが,最初に用語法の問題から筆を進めたい。「南山堂医学大辞典」をひもとくと多毛症(hypertricho—sis),多毛性早熟症(hirsutism)という項目がみられる。また,"Dorland’s Illustrated Medical Dic—tionary"によるとhirsutismはabnormal hairi—ness,especially in womenであり,hypertrichosis はan abnormal excessive growth of hairであるという。
 多毛と正常との境界も定かではなく,用語法の上でもこのような曖昧さがみられるが,hirsutismは恥部,腋窩,胸部,顔面などにみられる多毛を,hypertrichosisは四肢,頭部,背部などの多毛を指すことが多いようである。また,hirsutismがどちらかといえば病的状態における多毛を指すことが多いのに対してhypertrichosisは遺伝的,人種的,体質的な要因による多毛を指すことが多いようであるが,この区別もそれほど厳密なものではない。

卵巣腫大を伴う症候群

著者: 楠田雅彦 ,   尾上敏一

ページ範囲:P.369 - P.373

 卵巣腫大を一つの徴候とする産婦人科領域の症候群としては,1)多嚢胞卵巣症候群,2)卵巣過剰刺激症候群,3) Meigs症候群が代表的で,その他,卵巣腫瘍に伴う症候群がいくつか知られている。卵巣腫大はいわゆる内診で確認されることもあるが,これらの症候群の中にはもともと顕著な卵巣腫大を示さず,あるいは肥満,腹水,腹壁の緊張などの条件で卵巣腫大がはっきりせず,他の検査法により直接あるいは間接的に卵巣の大きさを調べることを必要とすることもある。現在応用可能な検査法としては,レントゲン単純撮影,hysterosalpingography,gynecography,超音波断層法,computerized tomography,骨盤内視鏡検査(laparoscopy,culdoscopy),あるいは試験開腹法などがあり,これらを適当に使い分ける必要がある。

乳汁漏を主徴とする症候群

著者: 佐藤芳昭

ページ範囲:P.375 - P.380

 プロラクチン(Prolactin:以下PRLと略)が確実に存在するホルモンとして認識され,かつその分泌機序が解明されるに従って,乳汁漏(galactrr—hea)を主微とする疾患の背景にせまる内分泌学的な解析が,産婦人科のみならず,内科や脳外科学的にも注目をあびてきている。それとともにかつては生命への危険に直接結びつかない現象ということで,ともすれば軽視されがちであった"乳汁漏出症"もその陰には大きな疾患が隠れて存在する可能性を示す一つのalarm signであることが判明しつつあり,産婦人科医としても重要視しなければならない症候である。
 本稿ではこれらの乳汁漏を主徴とする症候群について概説的にのべ,かつそれらの治療法についても知られていることについてのべてみた。

産褥期における症候群

著者: 松本隆史 ,   杉山陽一

ページ範囲:P.381 - P.385

 分娩後に発症しうる有名な内分泌疾患に,Sheehan症候群とChiari-Frommel症候群がある。両疾患の臨床像は全く異なるが,産褥に合併するという特殊性を有することから,その診断は比較的容易である。以下これら異常症候群について概説する。

精神神経症状を伴う症候群

著者: 田部井徹

ページ範囲:P.386 - P.390

 症候群という名称は,英語のsyndromeであり,その語源は「同時に生ずる」というギリシャ語に由来する。すなわち,背景にある病因は不明であるがいくつかの特徴ある症状が同時に現われる病像を症候群という。ときにいくつかの別な疾患群が集まっているのみであるが,同じメカニズムで同じ症状を示すときにも症候群と呼ぶことがある。産婦人科領域においても,数多くの症候群が知られているが,なかでも多いのは内分泌系に関連したものと神経系に関連したものであろう。以下,あまり多くはないが,産婦人科領域に特有な症状と精神神経症状がともに主症状である症候群について,以下,簡単に述べる。しかし,特定な症候群の患者でたまたま産婦人科に関連した疾患に罹患したために産婦人科に特有な症状が出現したような場合は,産婦人科領域の症候群といい難いので,本論文からは除外した。各々の症候群の病因病像を知り,正確な診断をすることが治療にあたっては重要であろうと思われるので,これらの点を中心として以下に述べ,治療については簡単な記述にとどめた。

特集コメント

「多嚢胞卵巣症候群」や「高プロラクチン血性無月経症候群」などのとらえ方もある

著者: 荒井清

ページ範囲:P.391 - P.391

 症候群は,同時に出現するいくつかの症状の集まりを指す。「病名」とは趣きを異にし,ある病態が示す徴候を束ねたものである。わが領域においても,多数の症候群が教科書に記載されている。初め,一つの病態を発表した人の名前をとって,そのまま病名としていたものが,後日研究の結果,一疾病に分類するのは不適当で,実際には複数の原因ないし病態でも類似した症候を呈することがあるため,原著者名を付した症候群となったものが多い。
 本特集で,肥満,多毛,精神神経などの異なった面から考察した場合,いずれにも該当するため,それぞれ担当の執筆者が取り上げたCushing症候群もその類である。下垂体の塩基好性細胞腺腫を持つ症例をCushing病と称するが,その他の原因,すなわち副腎原発のコーチゾール分泌過剰をきたす一連の病態をまとめて「Cush—ing症候群」として区別している。

トピックス

妊娠中の高血圧発症を予知するためのroll over test

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.351 - P.351

 妊娠中の高血圧症は子宮内胎児死亡や未熟児出生による死亡など周産期死亡の大きな原因となり,アメリカ合衆国でも1年間で周産期死亡のうち35,000例,母体死亡の400例がこの高血圧によると推定されている1)。さらに,妊娠中の高血圧症の出現により子宮内胎児への酸素不足や発育障害などより,児は死亡しなくても何らかの障害を残すとも考えられ,妊娠中の高血圧症の発症とその予防は,重要な課題であるといえる。
 この問題についてすでにJonesは雪ダルマが坂を下りて行くと大きくなることに比喩して,「早期にとめれば容易にとめることができる」といっているように,雪ダルマが坂を下りはじめたころ,すなわち症状が出はじめたころに早期に発見して治療することが大切である。

長期透析患者の妊娠分娩

著者: 田部井徹 ,   渡辺恒治

ページ範囲:P.380 - P.380

 慢性腎不全に対する人工透析療法の進歩は実にめざましい。とくに透析技術の向上に伴い長期透析療法が可能となり,長期生存者例も漸次増加し,日本でも10年生存例が各地で報告されるようになってきている。人工透析研究会の調査によると,現在3万人以上の患者が人工透析をうけているという。透析療法が主として腎の排泄機能を代行するのみなので,内分泌代謝機能などをカバーできないため,種々な合併症は避けられない。女性の透析患者は,透析によりホルモンやアミノ酸を消失し,性腺機能不全による月経不順や無排卵となり,不妊症になることが多い。さらに性欲の低下がみられ,妊娠の機会が減り,たとえ妊娠したとしても,約半数の透析患者は自然流産するといわれている。また妊娠中毒症,児死亡の発生頻度が高く,尿毒症による母体死亡の危険性さえある。長期透析による母体への影響としては,心不全,肺浮腫,体液過剰,高血圧などの循環器障害,貧血,電解質,酸塩基平衡障害,脂質代謝異常,胃十二指腸潰瘍,透析痴呆あるいは骨カルシウム代謝障害などさまざまな合併症が起こりうるし,胎児発育異常,胎児死亡など児への影響が出現しやすい。また早産,未熟児の頻度が高い1)。従って避妊に失敗したら妊娠初期に人工妊娠中絶を行なうのがよいとされていた。

臨床メモ

IUGR (子宮内発育遅延)の分類

著者: 貝原学

ページ範囲:P.373 - P.373

 最近,胎児の発育異常に対してIUGR (Intrauterine growth retar—dation,子宮内発育遅延)という用語が頻繁に用いられるようになってきた。これは胎児の発育状態の異常を体重の面からのみとらえるのではなく,他の因子も評価しようとして導入された概念のためと考えられる。
 Daikokuら1)は,体重以外の胎児の発育状態を評価してIUGRの検討を行なったところ,IUGRは大きく2種類に分類できると報告している。彼らはMiller2)の報告にしたがって,ponderal index〔骨格に対する体軟部組織の比率:(体重・g)×100÷(身長・cm)3〕が異常に小さい児や,身長が異常に短い児をIUGRと判定したが,これらの児の体重について検討すると,体重が異常に少ないもの(3パーセンタイル以下)は47%を占めており,残りの児の体重は正常であった。したがって彼らは,前者をIUGR・低体重児,後者をIUGR・非低体重児と分類したのである。

Breast Feeding・2

母乳と人工乳の距離(1)

著者: 澤田啓司

ページ範囲:P.392 - P.393

 母乳が人間の子供にとって,いかにかけがえのないものであるかを,もう少しつっこんで考えてみよう。
 母乳にかわるよい人工乳を手に入れることは,近代小児科学の悲願であった。そのために,古くから飼育されていたウシの乳を人工栄養の材料として用い,牛乳にさまざまな操作,加工を施して人乳にかわるものにしようとする努力が,続けられて現在にいたっている。

内視鏡メモ

フランスが開発したcontact hysteroscope (1)

著者: 柴田直秀

ページ範囲:P.394 - P.394

 数年前,O社から「従来と全く違う発想の内視鏡のパテントを買わぬかという話がフランスからきたのですが」と相談を受けた。それは後日(1978年3月第9回ドイツ内視鏡学会終了後)かねてよりCO2式hysteroscopyではその名も高いハンブルグのDr.Lindemannのいる病院でDr.Barbot (仏)から紹介された現物と同型のものであった。
 部屋の明るさだけで子宮内がのぞけるという話に,先に日本で相談を受けた際,実験ずみであった著者にはついにフランスが製品化したかと感慨深かったが,同席のLindemannやAAGL (アメリカ内視鏡学会)のJ.Phillips会長,日医大の大川教授らは本器とはそのときが初めての対面のようであった。Dr.Barbotが持参したカタログには単に子宮鏡のみならず,腹腔,膀胱など内視鏡の全分野に利用可能なばかりか,工業用にまで応用されていることが紹介されていた。J.Phillips会長は本器に強く魅かれたらしく,彼の推奨もあってか,昨年の東京FIGOではDr.Baggish (米)が子宮鏡・胎児鏡としての本器の成果を美しいカラー写真で展示し,J.Phillipsは会場で先に述べたハンブルグでの本器との出会いのいきさつを語り,Baggishの仕事の説明の補足としていた。

特別寄稿

産科学における社会的問題—その世界的視野に立って

著者: S. ,   G.

ページ範囲:P.395 - P.404

 最近の10年間で世界中の母と子の健康保持のうえに著しい進歩がみられたが,何億人という人がいまだに予防可能な疾患に罹患している状態にあり,妊産婦死亡率や周産期死亡率,罹患率もかなり高率を示している。そこでprimary health careにおける基本的かつ最も重要な要素として,家族単位に基づいた母と子のhealth careの発展が「西暦2000年までにすべての人に健康を」というWHOが掲げる目標に到達させるための大きな課題の一つであろう。

薬の臨床

分娩後にみられた乳汁漏出—無月経症候群(Chiari-Frommel症候群)に対するBromocriptineによる治験例

著者: 塚原裕 ,   高崎敏博 ,   遠藤章夫 ,   橋村尚彦 ,   石束嘉男

ページ範囲:P.405 - P.409

はじめに
 高プロラクチン血症に伴う乳汁漏出無月経症候群は,産婦人科領域でも問題となりつつある。そのうち分娩後に発来するChiasi-Frommel症候群1)は以前よりよく知られている症候群であるが,われわれは最近本症候群を経験し,その際,プロラクチン(PRL)分泌を抑制すると報告されている2—Bromo—α—ergocryptine (Bromocri—ptine)を用いて,本症を治療し,いささかの治験を得たので,ここに報告する。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

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今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

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今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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