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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科34巻5号

1980年05月発行

薬の臨床

分娩後にみられた乳汁漏出—無月経症候群(Chiari-Frommel症候群)に対するBromocriptineによる治験例

著者: 塚原裕1 高崎敏博2 遠藤章夫2 橋村尚彦2 石束嘉男2

所属機関: 1日本大学医学部産婦人科学教室 2厚生中央病院産婦人科

ページ範囲:P.405 - P.409

文献概要

はじめに
 高プロラクチン血症に伴う乳汁漏出無月経症候群は,産婦人科領域でも問題となりつつある。そのうち分娩後に発来するChiasi-Frommel症候群1)は以前よりよく知られている症候群であるが,われわれは最近本症候群を経験し,その際,プロラクチン(PRL)分泌を抑制すると報告されている2—Bromo—α—ergocryptine (Bromocri—ptine)を用いて,本症を治療し,いささかの治験を得たので,ここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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